日本ハム打線爆発5連勝で貯金7! 11というところは目指して交流戦にいい形で入りたい。 | 札幌発! きたすぽ (北海道各地の情報、風景&スポーツ情報)

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日本ハムが今季最多19安打の猛攻を見せ、今シーズン初の2桁得点で12―3と大勝した。連勝を「5」に伸ばし、貯金も今季最多を更新する「7」とした。そんな中、北山の投球はイタだけない。球は上ずるり、ストライクを取りにいくと弱い投球となる。今の内に2軍で調整が必要と思う。打撃はプロ初ホームランあり、ブルペンのカメラを破壊するわ、西武の佐藤龍、走塁で大きく膨らんだり、面白い試合だった。

 

◎日本ハムvs西武7回戦(5/15 エスコン)

西武

 000 300 000= 3

 312 013 20X=12

日本ハム

(西)●隅田 (2勝3敗), 田村 , 平井 , 糸川 , 本田 – 炭谷 , 柘植

(日)○北山 (3勝1敗), 矢澤 , マーフィー , 杉浦 , 生田目 – 田宮

◇本塁打 

万波5号3ラン(1回・隅田) 、郡司4号2ラン(3回・隅田) 、水野1号ソロ(7回・本田)

 

日本ハムが大勝。日本ハムは初回、万波の3ランで先制に成功する。その後は、3回裏に郡司の2ラン、7回には水野のプロ初本塁打となるソロが飛び出すなど、終わってみれば19安打で12得点を挙げた。投げては、先発・北山が5回3失点で今季3勝目。敗れた西武は、投手陣が崩壊した。出場選手成績

 

 

◎試合振り返り&コメント

 

一回から猛打が爆発した。スティーブンソンが外角高めのストレートをレフトへ打ってヒット、松本剛は低めのカーブをレフトへ打ってヒット も郡司、マルティネスが連続三振と嫌な雰囲気になったが5番の万波が右越え3ランを叩き込んだ。

 

スティーブンソン

 

松本剛

 

隅田の150キロの外角直球を振り抜いて逆方向の右翼席へ

 

 

◇万波選手

「打ったのはストレート。最亘基です!  間違いなく、キャンプも含めて今年の中で一番いい感じで振れている」

 

二回には足技で1点を加点。一塁走者だったスティーブンソンが2死一、三塁で、けん制を誘って一、二塁間に挟まれ、三塁走者・水野の生還を“アシスト”した。

 

 

◇スティーブンソン

「アメリカとはスタイルが違うけど、いろいろなことに挑戦できて楽しい」

 

◇新庄監督 「はい、完璧。けん制が来なかったら、ギャンブルスタートだから、二、三塁の攻撃でいける。スティーブンソンは足も速いし。あれ、(二塁へ)どあーって行くから、(けん制を受けた)ファーストが(慌てる)。ここもポイントなんですけど、ルーキーのファースト。村田くんは必死なので、あれは間違いなくセカンドに行きますよ。あれが(プロ)7年半の選手だったら、投げずにサードに来られている。そういうところは、僕の判断は良かったと思う。外国人だと、あの作戦はないかな。いや、必死でしょ、村田くんは。それは行きますよ」

 

三回には松本剛が低めのカーブをレフトへ打ってヒット、そして郡司に4号2ランが飛び出した。右越え2ランはキャリアハイの4号でブルペンのカメラ破壊弾となった。

 

 

◇郡司選手

「ブルペンのカメラを破壊してしまったようです。どうしましょう…  まだまだ。サードのレギュラーを離さないでいきたい。30万でHR1本打てるなら、いくらでも払いますよ」

 

五回には石井がタイムリーを放った。そして六回、1死満塁で4番のマルティネスが三遊間を破り、2者が生還。さらに2死から石井がこの日2本目の適時打をマークした。

 

 

◇石井選手

(5回 中前適時打 P・平井)「打ったのはフォークです。万波がいい形で出塁してくれたので、何とか田宮に繋ぐ気持ちで打席に入りました。

(6回 右前適時打 P・糸川)「打ったのはストレート。二走で生還した中島卓さんのおかげです!」

 

◇マルティネス選手(6回 左前2点適時打 P・糸川)

「自分以外の選手がほとんど打っていたので、何としても打ちたかった。勝っていようとあそこで打たないとフラストレーションがたまっていたと思うので、周りの流れに乗れてよかったです」

 

七回には水野が記念すべきプロ1号を記録。さらに万波の適時打で12点目を奪った。2ボール2ストライクから本田の甘く入ったチェンジアップを強振すると、打球は右中間席へ飛び込んだ。通算226打席目で待望の一発、1メートル71の小柄な体に秘めたパワーがさく裂した。そしてこの日は3安打1打点1盗塁と躍動した。

 

 

母校・丸亀城西(香川)には、「水野伝説」が語り継がれている。高3春の練習試合で右翼102メートルのフェンスを越え、さらに奥の高さ15メートルの防球ネットも越える場外弾を放った。民家に直撃し、河本浩二元監督は「謝罪に行きました。でも後にも先にも、それを越えたのは水野だけです」と、当時のパンチ力を証言する。高校時代に場外弾を当てた民家に住む家族は、今も香川から応援してくれている。

 

 

◇水野選手 「素直にうれしいのと、やっと出たなという気持ちが大きい。開幕から1軍で試合に出続けるのは初めてなので充実している。完走したい。正直なところ、下(2軍)で打ってもあんまり意味がない。意味がなくはないですけど、1軍で打たないと記録に残らないので、早くこっちで打ちたかったので、それがきょうだったので良かったですね」

 

◇新庄監督 (プロ初本塁打の水野選手は)パンチ力がある。ファームでホームラン打っている映像を見ているからか、第1号とは思わなかった。なんとか(記念の)ボールが、水野くんの元に渡ればうれしいですね。いや、実はキャンプの最後に水野くんを呼んで、今のレギュラーは万波くんと水野くんだよと、2人には伝えていましたね。目が飛び出そうなくらい、びっくりしていました(笑)

 

 

◇新庄監督 「みんな、チャンスはあると思っていると思いますよ。五十幡くんにしても、スティービーは帰ってきましたけど、俺は結構、バッティング練習の内容で、調子良くてもパンって代えるし。きょうは石井くんが2本、いい感じで打ちましたけど、競争というところでは、千葉では上川畑くんをセカンドで使うし、たまに中島くんもスタメンで使うし。やっぱり競争するチームは強いと思うから。でもあんまり打順は、そこまで替えていないじゃないですか」

 

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