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本日２２日、新庄監督が国頭村の２軍キャンプを視察している。
お目当て選手は斎藤友貴哉投手と細野晴希投手が中心となる。
2022.10.27
昨春のキャンプで右膝の前十字靱帯（じんたい）を断裂した斎藤友貴哉投手
彼が怪我しなかったら日本ハムの成績も変わっていたかもしれない。
2023.2.1
昨春キャンプ初日の紅白戦で１球投げた直後に右膝に違和感を訴えて降板。右膝前十字靱帯（じんたい）断裂で手術を受け、昨季は実戦登板なしに終わった。現在は１５３キロまで復調しているという。
◇新庄監督
「期待？ あるあるある。めっちゃくちゃあったのよ、去年も。〝たられば〟だけど、３位と１・５ゲーム差ぐらいのときに彼がいてくれたら、チームの順位は変わってましたよ」
移籍当初、「鍛え直したら１６３、４キロぐらいはいけそうな雰囲気。可能性がものすごくある選手」と守護神候補に挙げていた新庄監督には今の齋藤友貴哉はどう見えるだろう。今日、ライブＢＰ（実戦形式の打撃練習）に登板予定。もう一人の目当ては球団方針で２軍調整を続けるドラ１左腕の細野晴希投手はブルペン入りの予定
本日 2024.2.22
新庄監督は午前10時過ぎに球場入りし、まずはブルペンへ。今季から就任した稲葉篤紀2軍監督と談笑した後、細野の投球を見守った。 細野はスライダーやスプリットを交えて30球を投じ、力強い直球を投げ込むと、新庄監督から「ナイスボール」の声が掛けられた。ブルペン投球終了後には、ボールの握りなどについて細野と話し込む場面もあり、クセを見抜かれないためグラブの位置を修正するように求めた。
細野と新庄監督
◇新庄監督
「ちょっと気になったのは、グラブのポジションを変えたほうがいいよと。バッターからしてちょっと手首が球種によって何センチか見えたり見えなかったりするので、球種がばれてしまうので、いまのうちに直そうかって。左ピッチャーであのインコースに入ってくる真っすぐはほれぼれする。１０球中あれが７球くらい、あの辺にきてくれたら使えます」
斎藤友貴哉投手
斎藤友貴哉は打者5人に対して25球を投げ、安打性は1本。故障した昨春キャンプの紅白戦以来となる、打者相手の実戦形式の投球だった斎藤は緊張はしたというが、最速154キロをマークした。
◇新庄監督
「ちょっと斎藤君は投げ急ぎというか、リリースポイントが安定してなく、ちょっと肩が開いて、バッターから見やすいボールを投げてたかな。でも、1年ぶりにね、ああいうマウンドに立って、バッターを相手にしたらああなりますよ。これからね、修正していけば全然、1軍で活躍できるピッチャーなんで、それは心配していないです。いいボール、ありましたもんね。154。最速ね。ま、彼なら156、7ぐらいね、投げてくれたら十分じゃないですか」
☆斎藤友投手
「投げられただけで100点満点です」
さて国頭には二刀流の矢澤と怪我の清宮もいる。
清宮はリハビリ班合流後に、旧知のトレーナーを介して総額約４００万円の新兵器を入手した。高電圧の刺激を筋肉やじん帯の深部に浸透させて機能を修復する効果があり、練習後に連日１時間以上使用。患部の炎症は大幅に改善されており、完治に向けて順調な歩みを進めている。ちなみに新兵器は無料レンタルだという。
21日はサブグラウンドでランニングとキャッチボールを実施。キャッチボールでは40～50メートルの距離から、左足にしっかりと体重を乗せて低い弾道のボールを投じた。また、室内でも両足を地面につけた状態で本格的な打撃練習を再開したとみられる。
それでも早くても3月後半の実戦復帰となりそうだ。走ることについてはジョギング程度、現状で同29日の1軍開幕戦に間に合わせるのは厳しそうで、焦らずに完治を優先させるそうだ。
◇稲葉2軍監督
「すべてうまく進んだ上でイースタンの開幕（3月16日）に出られたらという感じ。メドにはしていない」
20日に稲葉さんはこう、言った。
考える力をしっかりつけさせたい。
僕も若い選手たちと一緒に日々勉強ですよ。
稲葉さん、今は1軍は十分選手が足りていますので
ぜひ清宮様に考える力をつけさせてください。
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