原辰徳監督は八回無死で |
青木宣親外野手がセーフティーバントを決めると、 |
稲葉篤紀外野手(ファイターズ)、 |
小笠原道大内野手(元ファイターズ)を |
立て続けに代打に起用し、勝ち越しに成功。
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無死一塁から右腕・呉昇桓(オ・スンファン)に対し、4番に抜擢した城島に代えて、迷わず稲葉を代打に送った。その稲葉がヒットエンドランのサインに応え、内角低めの直球を右前に運び、無死一、三塁の好機を演出。すると「攻撃においては“もう、ここだ”という形で投入した」と、二回にソロを放っていた内川に代えて「代打・小笠原」をコール。韓国は“日本キラー”左腕・金広鉉(キム・グァンヒョン)をマウンドに送ったが、ガッツは動じない。カウント2ー1から、外角低めのスライダーを驚異のバットコントロールで右前にはじき返す。これがベテランの技術、そして精神力だ。
待望の勝ち越し適時打に、ベンチは沸き、
決勝点をゲットした日本は6ー2で韓国を破って1位通過した。
日本ハムで2年間一緒にプレーし、06年には日本一に貢献した稲葉と小笠原。2人とも首位打者のタイトルを獲った技術を持つ。大舞台のシビレる場面では、修羅場をくぐってきたベテランこそ頼りになる。
頼りになるベテラン2人がサムライジャパンにカツを入れた。
「代打で出るときに監督が『自由に、普通に打っていい』と言ってくれたので、思い切って打てた」。
「みんなが作ったチャンスだったので、なんとか気持ちで食らいついた。みんなで勝てた試合だと思う」
(わかりやすく、楽しめるブログ掲載に頑張ります。)
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