2024夏ボディ | サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ

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気持ちよく生きるためのライフスタイルとしての南派拳法(カンフー)蔡李佛拳とエスクリマ(フィリピン武術)ラプンティ・アルニス・デ・アバニコを横浜、湘南、都内で練習しています。オンライン・レッスン一か月@10000で行っております。
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 2023年の春、アブローラーで腹筋を作っていた中で「来年の夏までこれを続けていたら、一体どうなるか楽しみだ」と実験を開始しました。

 しかし、11月に左の大胸筋を断裂しかけました……。

 アブローラーは腹筋以外の部分に負担が強すぎる。他の高強度トレーニングと並行してやっていた結果がそれです。

 ですのでここでアブローラーは中止してしまいました。残念。また新たなアブローラー挫折者の屍の山に加わる結果となった次第です。

 そのあとはどうしているか。

 回復してからは、ここでも書いてきた通り、基本に帰ってマーク・ローレン式の海兵隊トレーニングや田畑先生のシステムを参考にしてやってきました。

 それが春くらいまで。

 私のコンセプトは基本、ノーウェイト、ノーギア、ノープロテイン。

 これは自分の力を動きで発揮できる能力を基準としているためです。

 先日知ったのですが、パワーリフティングでは専用の高性能な膝サポーターが存在していて、その保護力と言うのはもう、自力では履くのが難しいくらいの物らしいのですね。

 そう言った物の着用を前提としての筋力を求めては居ないのです。

 かつて、ウェイトをやっていた時代もグローブやベルトは使っていませんでした。

 完全に、自分自身の物として使える力だけを求めて行っています。

 ですので、懸垂時のグローブなどは問題外です。バーを掴む力こそが私が求めている力だからです。

 マーク・ローレン式の6週間のメソッドをアレンジを加えながら体験してその後は、ある筋トレユーチューバーさんの提唱しているトレーニング法に落ち着いています。

 尊敬するフランク・メドラノさんなんかもやっているオーソドックスなバーピーなんかの類なのですが、高強度好きな私がこちらに至った動機の一つは、やはりマーク・ローレン先生の考え方に触れたためでしょう。

 さてこの新しく取り入れた方法、マウンテン・クライマーが含まれています。四つん這いになってツイスター・ゲームのように足の置き場を変えるような運動ですね。

 これがね、きついんですよ。

 私はバーピーは好きではないのですけれど、四つん這いになってはい回るような運動は好きなのです。

 元々少林拳にこのような練功があるので、そういう物で充分に可愛がられて短時間で吐くような思いをさせられた経験があるために、効果について信頼しているのです。

 いまやっているものも、たかだか数分、5セットもやればもう、まったく呼吸が出来なくなるくらいの目に会えます。

 酸素が無い! 自分の周りから酸素が消えた! 吸ってるのに全然足りていないよスタンド攻撃か!? というような驚きの経験です。

 これはね、膝を壊してもう30年も走れていない人間には非常に嬉しい心肺系の強化メニューになります。

 おかげでだいぶ成長した気がします。やはり気功や中国武術、外気を沢山取り入れて内側に満たせると言うことは大切だと思います。

 それだけではありません。

 なんとこれ、腹筋に物凄く効くのです。

 正直、アブローラーよりも効率よく効く気がしています。

 さぁ、これでまた、来年の夏が楽しみだ。