本日は先週よりだいぶ回復していたので、カフェで朝食をした後に老師のところへ行きました。
拳術の部、岳家拳は七路まで行きました。
放課後レッスンでは倭刀を。
近代式の破鋒八刀から進展しました。
単刀法撰からの勢法を学んだのですが、これ、面白いのは日本の刀術とは違って峰のところを左手で持って使う動作が非常に多いことです。
受ける時とかだけでなく、斬るときもそうやって斬ります。
手で持てないときは左の前腕を支点にしたり、上腕や胴体も使ったりします。
そうやって取り回しを良くし、かつ押し付ける威力を増す。
とするとこれ、倭刀術の大家であった程宗猷が剣術と称して棍法の伝書を残したのと同じく、刀術もまた棍法と同じ用法をしていたのではないかと思われます。
これがデフォルトなので、頻繁に展開させて持ち手を変えて使ったりします。
小笠原源信斎が中国で開眼したという八寸の延金もこのような術であろうというのが老師の見立てだす。
そして、このような用法はイスラム刀術や、もちろんアルニスにも共通する物です。