今回、この我が家の猫が猫伝染性腹膜炎(FIP)と診断され、初めてこの病気の存在を知りました。

 

このFIPとは、通常はなにも症状に出ないコロナウィルスというウィルスに感染することからはじまります。

このウィルスに感染しても通常は問題ないのです。

せいぜい、軽度の下痢等の軽い症状が出るだけです。

 

そして、野良猫の半分以上はこのウィルスに感染しているといわれています。

このウィルスは比較的簡単に感染します。飼い猫でも感染している猫はたくさん存在しています。

 

このウィルスが何かのきっかけで悪性化することによりFIPが発症します。

これが発症すると、ウィルスが体の中で暴れまくり、体の中にいろいろな炎症が発生し、平均10日前後で死んでしまうという恐ろしい病気です。

 

そして、この病気にかかるのは1歳前後の子猫がほとんどとの事です。

子猫の死亡原因の上位にこの病気があるそうです。

 

この病気は診断が難しく、腹水など分かりやすい症状が出るウェットタイプと、発熱、食欲不振等のほかの病気と病状の区別がつきにくいドライタイプの二種類があります。

うちの猫も2回の診断を経て、11月末から10日後にこの病気のドライタイプで確定しました。

 

 

その間に、食欲がなく、チュールを数本しか食べれない日々が続き、日に日にやせ細っていく姿が辛い。

 

11月末 3.6キロ  ⇒ 5日後(1回目診断)  3.4キロ ⇒ 8日後(2回目診断) 3.2キロ ⇒ 

 

10日後(診断確定時) 2.9キロ(3キロを切ってしまった...) 

 

このままでは、年を越せないのではと、いろいろな餌を買って、試してみたものの、なかなか食べてくれない状態が続きました。