リマインダーのサンドは、三度の和音だからね♪レッスン備忘録 | いなみ先生のバイオリン漫遊記

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バイオリニスト黒田印南先生の、バイオリンレッスンと演奏家としての活動に、日常のエピソードをまじえた、楽しくて少しためになるブログです♪


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こんにちは~

ヴァイオリニストの

黒田印南です(*^^*)🎻


高校、中学の卒業式が、各地で開催され

幼稚園から習っていた生徒君の卒業式でもあります。


ご家族、生徒君と学校より長い長い歴史がある付き合い。ただただ、無事で前に進んで行く背中が、尊い。


ご卒業おめでとうございます💐



さて、今日のレッスン備忘録

サンド 三度の和音

最近、我が教室のレッスンを

よく覗いている三毛猫さん🐱


たまたま、障子を開けたら三毛猫さんがいて、お互い「ぎょっびっくりとしたのですが。。。



きっと、昨日のレッスンを覗いても

「ぎょっ」としたはず🤣


バイオリンの和音、二重音、三重音、四重音の三種類があります。

この二重音には、1度、2度、3度、4度、、、、と色々あるわけで、それを、セブシックop.9の練習や、音階練習で鍛練していきます。


 

 


 初級の生徒さんには、こちらが

お薦めですニコニコ

 

さて、その重音の中でも


サンド、三度の和音は、

バイオリンの音程を取る中でも1番取り辛い和音です。


特に第1ポジションの2,4の指の組み合わせ…レファ、ラド、ミソの組み合わせは、

☑️手の小さい人、

☑️指の短い人、

☑️手の硬い人、

には、ねじりが生じるので中々辛い手のかたちになります笑い泣き

例えば、バッハの無伴奏バイオリンパルティータ2のシャコンヌの冒頭の和音を第1ポジションで取るとなると、かなり手を開きます。対象方法として第2ポジションで取る演奏家もいます。



昨日の生徒さんも、1,3の指を押さえたまま、2,4の指を上げ下げする練習をしたのですが、、、※日頃からこのような鍛練をしていると、指のストレッチ力が高まり、指が開くようになります💡手のひらの中指薬指の間に、中心をもってくるのが、ポイントです。左手首が真っ直ぐ、親指に挟む力を入れない事も腱鞘炎防止に必要不可欠です。



「13指置いたまま、24指を同時に上げ下げしてみましょう🎵」


「ぐっ・・先生、2の指があがりません😆頭では、上げてるつもりなんですけど、、、ぐぬぬぬ、、」

とまぁ、こんなコントみたいなレッスンが続きました。

生徒さんも、中々指が指令どうりに動かなくて爆笑😆楽しみながら、手のひらストレッチをしていきました。




きっと三毛猫さんが覗いていたら、

バイオリンって、大変にゃんね。。

と思うはず(笑)




見かねた三毛猫さんは、去って行きました(笑)



さて、昨日の大人の生徒さん

「先生、リマインダーしてます?これに、書いとくと忘れないですよ~爆笑

といって

「サンド」

と、先週のレッスン後書き込んでいたので


家に帰ってから、

サンド=三度の練習って、わかるのかな?

と、ちょっと心配になった先生でした😊