防災袋の中身を確認して爆笑したこと♪② | いなみ先生のバイオリン漫遊記

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バイオリニスト黒田印南先生の、バイオリンレッスンと演奏家としての活動に、日常のエピソードをまじえた、楽しくて少しためになるブログです♪


 TODAY'S
 
本日のバイオリン魂みたる!


2021/08/12



ヴァイオリニストの黒田印南です(*^^*)


防災袋の中身を確認して爆笑したこと♪



その①で露見したのは

『自給自足精神』


今回の防災袋の中身は、、、

バッハの無伴奏ソナタ・パルティータ全集(笑)

2つのバイオリンの為の協奏曲とビタリーのシャコンヌも入っていました(笑)

しかも、バッハの直筆譜のコピー💡



自分の

『バイオリン魂』

に笑わせてもらいました。雨で濡れたり水につかっても大丈夫なように、防水加工してありました。。。我ながらびっくり👀




賞味期限近いビスケット🍪をパリパリ食べながら、バッハの踊るような楽譜に見いってしまいました、、、♪が踊っているんです(*^^*)


 

 

 

 

 

 

是非、額に入れて飾って見てください(*^^*)

練習部屋がグレードアップしますよ♪



そうそう、直筆といえば、ビターリのシャコンヌのオリジナルとなったもの



通常演奏されているのは、後世が偏曲したものなので華やかですが、オリジナルは、実にシンプル💡

オリジナルを知っておくことは、
バイオリン人生において
① 楽譜通りに演奏できるようになる
(リズム、速度、音程、、、やることが多いため大体ここ止まり)
②伴奏譜面、総譜面と照らし合わせ、音楽の全体像の把握
(曲構成、和声、なぜそうなったか等、総合的理解をする)
③オリジナル譜面、書物、歴史を紐解き、時代背景からの音楽のスタイルを確立する

の、③に当たるわけです。これが、クラシック音楽の深みと言われる世界なのです。

ウィーンの先生の口癖は
『私達は、探偵なのです。練習して練習して、徹底的に調べて調べ尽くし、また練習して、また調べて、切りなく終わりがない難事件を紐解くのです』

私は、ヨーロッパに行って良かったな、と思うのは、そんな書物や絵画、建造物、後継者、勿論演奏に直に触れられた事です。早くコロナが収束して、未來ある若者達が勉強に飛び立てる事を願わずにはいられません🍀