ヴァイオリニストの黒田印南です。
今日は、「バレンタイン」ですね
我が家にもバレンタインの恩恵が、毎日毎日沢山やってきます
我が家のお毒味係の厳しいクンクンチェックを受けたチョコレートだけが食されます
私も2月14日のレッスン男子にだけは、チョコを渡すのですが、よりによって男子率が一番高い日じゃないですか、、、⤵️⤵️
バレンタインと言うことで。。。
今日のレッスンは、
「リーディングのロマンス」
大好きな曲の1つです(*^^*)初級バイオリンの分類に置かれていますが、実に素晴らしい曲です。バイオリニストの気持ちにとても寄り添った作曲になっています。そして弾いていて、そのオペラのような劇的盛り上がりは、この作曲家、オペラをかくひと?と思わせる要素をもっています。
実際どうだったか?
実際リーディングは、ドイツ出身のヴァイオリニストでした。その才能を買われ、ハンガリーのブダペスト歌劇場の常任指揮者に就任、晩年まで精力的に活躍しました。バイオリニストですから、指揮ふり(バイオリン弾きながら指揮)もしていましたし、曲も沢山作曲。だから、劇的な展開の劇場型ヴァイオリン曲が多いわけです(*^^*)
弾いていて、そうそう、切ないよね~とか、このクレッシェンド最高‼️とか、かゆいところに手が届くというか
だからこそ、リーディングの曲を弾くときは、その強弱に目を光らせておかなければ、曲の良さを最大限に引き出せません。オペラのように劇的にフォルテからピアノへ変わったり、ピアニシモからフォルテシモへ最大クレッシェンドをしたり(*^^*)🎻✨
ポジション移動があり、難解だから名曲だけではないのを、バイオリンを学ぶ生徒さんに知ってもらいたい。「今弾いている、あなたの目の前の曲も何百年も愛されている名曲なんですよ」と(*^^*)🎻✨
とかく、ランクづけされた難易度の曲で、優劣や比較する悪い習慣が日本にはあります。気にせず、目の前の曲としっかり向き合って下さいね🍀
この動画は、バイオリンパートのみ録音したものです。日々の練習の参考にしていただければ幸いです