今回は動画では、移住当初の苦労話をしていて、主に職探しの話なんだけど、あの時のこと思い出すと、つくづく仕事見つかってて良かったなって思う。



今の仕事してなかったら、もうとっくに日本に帰ってたかもね。



かなり前に過去の職探しの話を全15話にわたって書いているので、興味があれば→ここ



動画ではその15話にわたって書いた話を、かなりざっくり端折って、安いワイン片手に語っている。




この動画のタイトルの通り、私はワーホリも留学も何もしたことがない。
海外旅行はしたことあるけど、海外生活はしたことなかった。


だからオーストラリアについて本当に表面的なことしか知らなかった。
それがネガティブなモノでも、まだ表面的にしか捉えてなかったと思う。


あとは気候とか水とか、コレも結構大切だよね。


期間が長ければ長いほど、身体にもそれなりの影響が出たりするもんだからね。


どうしても水や気候が合わなくて体調崩しちゃう人、ホントに病気になっちゃう人もいるけど、逆によくなった人も私は結構見てきてる。



北海道の山奥や長野の山奥の空気や水が綺麗なところばかりで暮らしてた時期は、ホントに肌が綺麗になってた。



そういうのも大きな要素の一つだけど、そこでずっと生活するのは、色んな現実と向き合わなきゃいけない。


期限が見える間の滞在では気にならなかった小さなことが、大きなストレスになったりする事もある。



どうしてここに住まなきゃいけないんだろう?
こんな所で生きていきたくない!



なんてぼやく日も来るかも知れない。



そういうことに悩む事ができるというのはまだ選択肢があるからなんだろうけど、もうないなら観念して生きていくしかないんだよね。



だったらいい方向に物事持っていくように、自分でなんとかするしかない。


コレは絶対に自分がやらないとダメな事で、誰かがどうにかしてくれるものではない。


いい心がけといい行いをしているか、自分を見つめ直す。
それしかない。


文句ブーブー言ってばかりの私も、この7年近くの間でそれをだいぶ学んだと思う。



ふと思ったけど、
「世の中金じゃない」のはそういう点だったりするのかも知れない。


なまじお金を持ってしまうと、なんでも金に任せてしまう事が多々出てきてしまい、自分自身も金に甘やかされて、弱くなる。
自分で考えなくなるんだよね、金に任せちゃうと。


自分でよく考えて、その結果としてお金を払うのとはまた違う。


よく知らないことに関してはお金に任せちゃいけない事が多いと思う。
自分でも徹底的によく調べるべきだと思う。


金任せは他人任せ。



なんだよね。



でもめんどくさいから任せたくなっちゃう気持ちもわかる。



いきなり全く違う環境で生活するのって、洗濯機の中の洗濯物状態。




右へ左へぐるぐると、自分の力だけではどうしようもない事に引っ張り回され続け、1日の最後には、脱水後の洗濯物同様にしょぼっしょぼにくたばってしまう。


そんなのが毎日だったりする、しばらくの間は。


そりゃお金さえあれば、出来る限りどこかへ任せたくもなるよね。



特にちょっとした書類関係がだるい。



私のような庶民はそれだけじゃなく、労働をしなくてはいけなくて、私の場合は一から就職活動もしたわけなんだけど、最初はどうやって仕事を探すのかというのすら知らなかった。


ニセコの時の同僚が教えてくれたからまだよかったけど、やっぱり日本とちょっと勝手が違ってやれやれだった。


不採用なら不採用でなんか言えよ!ってのが最初はストレスだったね。


今思えばなんであんな事でいちいちイライラしてたんだろ?って思うんだけど。ニヤニヤ


動画の中でも言ってるけど、私、今となっては日本での暮らしが恋しいなんて全然思ってない。


ずっとずっとあちこちへ移動しまくり、転職もしまくったけど、すっかりお尻に根っこが生えた。

変化がないのを嫌っていた私だけど、根を下ろすのも悪くないねって今は思う。


根を下ろしても新しいことなんかいくらでもできるしね。