いやぁ2-3日熱出して寝込んでました。
さて今回は北海道2日目のお話。
翌朝、私はだぁれもいない大浴場での朝風呂を思いっきり楽しんだ。
朝日が窓から差しててその光の線が湯煙の中を突っ切って、湯気の粒が一個一個ゆらゆらキラキラして見えるのが神秘的だった。
しかし、本物の源泉掛け流しって何年ぶりだろうか。
しかもこのニセコグランドホテルはお湯がいい。
▲お世話になったニセコグランドホテル
いつまでも入っていたくなるような心地よさで、ただただ最高。
次回もまたここで温泉入りたいなぁ。
朝弱いD猫さん、朝風呂はせず。
もったいないねぇ。
それはそうと、ニセコエリアといえば「名水」だと思う。
このあたりは夏でも水道水がすごく冷たくて、手を洗ってたら悴んでしまうくらい。
そして普通に飲んでもびっくりするくらい美味しい。
D猫さんはその辺あんまりピンときてなかったみたいだけど、まぁいいか…
という事で、チェックアウトをしたら、なんか芯のある寒さを感じた。
急に秋が深まったのか、シャキッとした空気で、これは真冬のブリスベンでも味わえない空気だなぁと思ってた。
外に出たら、水がゴーゴー流れる音がしてた。
あぁ、そうか!
ここは水汲みスポットでお馴染み「甘露水」が湧いてるんだった。
とりあえず急遽、空きのペットに甘露水を満たした。
私が水を汲んだ後にも地元の方がタンクをいくつも持って水を汲みに来ていた。
すごいよね、安心して使える綺麗な湧水がこうして身近にある環境って。
ニセコで暮らしてた時、肌荒れが皆無だった。
冬場ちょっと乾燥したくらいかな。
やっぱり水って大事だよねぇって本当に思う。
次の目的地洞爺湖温泉まではとても近いので、色々周辺を寄り道して、いろんな景色を見ながらドライブっていいなぁと思い、17時のチェックインにさえ間に合えばいいやって事で、目的を決めず巡る事にした。
ここでD猫さん。
どぉおおしてもすき家が食べたいといいだした。
北海道ですき家かよ…
でも今他に何食べるって言われてもセイコマ(コンビニ)くらいしかないし、いいかぁ…って事で、倶知安市街へ出てすき家に入った。
▲よく知ってるこの場所ですき家を見る日が来るとはな。
▲私は朝定食的なやつ
私が以前お世話になってた鍼灸院の前にできてたんだけど、前までここに何があったのか全然思い出せない。
そして時代の流れなのか、TSUTAYAがなくなってた。
よく漫画とかCDとか借りてたんだよ。
しかしすき家の時給びっくりした。
1500円って書いてあった。
嘘でしょ?
そんなにもらえんの?
すごい時代になったよなぁ。
そしてちょっと倶知安駅のコープさっぽろへ行った。
ここは私がよくお買い物をしに来てたところ。
コープさっぽろ利用者はみんな知ってる
じゅーばい、じゅーばい、ポイントじゅーばい!って歌は流れてなかった。
残念。
ここにやって来たのは、Sankiに行きたかったからで、ニセコ時代、服は大体ここで買ってたっていう。
家と職場の往復だったし、田舎っていうのもあり、そんなに気張ったおしゃれせずとも生きていけてた。
ここでは数年前、国産の腹巻きを購入したんだけど、それが結構良かったのでもう一回同じのを買いに来た。
今もつけてるけど、蒸れないし肌あたりもいい。
色気はマイナス1000だけども。
用を済ませてまた山(ヒラフ)へ戻った。
しかしこの日は、羊蹄山の天辺にだけ、なんかずっしりと雲がかかってて、時折山肌に白い物が見えたような気がした。
ゆきぃい?![]()
まぁ、もうそんな時期かな?
っていうか本来だったらもっと麓は紅葉してるはずなんだけどな…。
ここで、ふらっとニセコ時代に勤めてた会社へ立ち寄らせてもらった。
しかし、私の直属の上司たちはそれぞれ現場におらず、その代わりよくお世話になってた経理の方と話をした。
顔を合わせるなり「今日羊蹄初冠雪だよ!」と言われた。
そうか、タイミングよく初冠雪かぁ。
どうりでキュッと冷たい空気を感じたわけだ。
積もる話もそこそこに、元職場を後にし、羊蹄山麓を一周してみることにした。
まずは京極の道の駅「名水プラザきょうごく」へ。
ここは日本名水百選にも選出されていて、更に北海道のコンビニセイコマートのミネラルウォーターは、この京極の水なんだよね。
D猫さんここに来て名水巡りが楽しくなっちゃったみたい。
「もっと大きいボトル持ってくればよかった!」って。
だから言ったじゃん、ニセコエリアはそういうエリアだよって。
何も聞いてなかったんだな、やれやれ。
京極がよっぽど気に入ったのか、京極Tシャツを買って帰ったD猫さん。
普通このエリアに来たら、だいたい倶知安のじゃが太TシャツとかNisekoってTシャツ買うんだけど、京極って。
チョイスが渋い。
しかもこれかなり気に入ってる様子。
そこからさらに真狩村へと車を走らせ、これまた湧水で有名な場所へ。
▲有名な豆腐屋の駐車場にある水汲み場
…しかしD猫さん的には京極の水がいいらしい。
確かに大自然から湧いてますって感じだったもんね。
さらに車を走らせ、黒松内町の道の駅へ。
本当はここでピザを食べたかったんだけど、私も朝ごはんでお腹が膨れてたし、D猫さんはピザに2000円も払いたくないとか言って「ピンと来ない」と。
ピザは食べずに黒松内を後にした。
ほんとがっかり。
ここちょっとニセコからは遠いんだけど、休みの時たまーにピザ食べに来てたんだな。
チーズだけでなく、ハムやソーセージもここで作ってるものを使ってる。
北海道旅行の際、函館ー札幌って感じでドライブする際、ぜひお立ち寄りいただきたいもんだ。
ピザ食べないんじゃあ、もうこのあたりには全然用はない。
でも洞爺湖へ向かうにはまだ早い。
天気もいいし、当て所なくドライブにはちょうどいいなということで、のんびり適当に車を走らせた。
とりあえず前日にちゃんと見れなかった日本海側へ行くことにした。
海岸線に風力発電がある寿都の街へ。
▲右の山の下あたりに風車群がある。
ここから車を長万部方面へ走らせる。
D猫さんの向こうに見える海は太平洋というか、噴火湾。
やっぱりなんか日本海側とは表情が違う感じがするんだよね。
いつもこの辺りを運転してると、なんか伊豆っぽいって思ってた。
…ここから洞爺湖温泉へと向かうんだけど、この記事に写真いっぱい貼りすぎちゃったので、洞爺湖温泉の話はまた次回。![]()















