江戸時代の沖縄空手は、
運動エネルギープラス位置エネルギーです。
耳胼胝ですね。
解剖学的に、身体操作による運動エネルギー。
物理学的に、重力落下による位置エネルギー。
位置エネルギーを使用するためには、
抗重力筋を鍛えたりする必要があるので、
またまた、カックンするために、
膝関節、股関節、仙腸関節を鍛えなきゃいけないので、
両者は別々のモノではなく、対立物として、
相互連環し、相互浸透するものなのですが。
最近のブームは、四股と鉄砲です。
さらに、寛骨の張りと袴腰(反り腰)です。
もちろん、お風呂で筋トレも休んでませんよ。
そして、肩甲骨のストレッチも、珍しく三日坊主にならずに続けています。
年寄の冷や水ですが、老化に抗わないと、
あっという間に後輩に抜かれてしまいますからね。
でも、「君にはもう教えることはない」とか、
「君は既に南風を超えている」と言って、
あとは、エス隊長にお任せでも良いのですけれど。
それでも、高齢者の脳梗塞患者でも、少しでも、
後輩たちの上達に貢献できればと思っています。
(でもが多くてゴメンナサイ)
そして、十六の形短冊を、ヌケがないように張り続けて演武しているのですが。
最近のブームによってなのか分かりませんが。
重さに変化が出始めました。
技が、重くなった気がします。
主観かな?
それとも関節がつながったのかしら?
まだまだ、エス隊長のように、エネルギーを感じるレベルには至らないのですが。
でも、重さへの変化は、過去10年間でも、
何度か経験しています。
脳梗塞患者の老人だから、今更、試合や組手的に強くなるのは無理かもしれないし、
それは、「本物探しの旅人たち」に任せるとして、
最近のブームは、重さを出すのに有効なようです。
補助運動は、四股と鉄砲。ゴリラっぽく生活する。
形に全力で身体操作を入れて、袴腰で寛骨を張り続けて演武すること。
肩甲骨と広背筋、仙腸関節を動かすこと。(お風呂で筋トレ)
まあ、ゴリラは自然体なので、全力で身体操作を入れる稽古は、
人間しかやらない、出来ないですけどね。
「力は入れるものではなく出るもの」です。
読者諸兄も、寛骨を張りながら形を演武して、
骨にエネルギーを通せるようになって、
最少入力で最大出力を目指しましょうね。
お読みいただき、どうもありがとうございました。