重さを出すためには | 南風のブログ

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脳梗塞患者で闘病生活中です。
介護福祉士国家試験受験指導始めました。
社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
https://southernwind.stores.jp/

江戸時代の沖縄空手は、

運動エネルギープラス位置エネルギーです。

耳胼胝ですね。

 

解剖学的に、身体操作による運動エネルギー。

物理学的に、重力落下による位置エネルギー。

 

位置エネルギーを使用するためには、

抗重力筋を鍛えたりする必要があるので、

またまた、カックンするために、

膝関節、股関節、仙腸関節を鍛えなきゃいけないので、

両者は別々のモノではなく、対立物として、

相互連環し、相互浸透するものなのですが。

 

最近のブームは、四股と鉄砲です。

さらに、寛骨の張りと袴腰(反り腰)です。

もちろん、お風呂で筋トレも休んでませんよ。

そして、肩甲骨のストレッチも、珍しく三日坊主にならずに続けています。

 

年寄の冷や水ですが、老化に抗わないと、

あっという間に後輩に抜かれてしまいますからね。

でも、「君にはもう教えることはない」とか、

「君は既に南風を超えている」と言って、

あとは、エス隊長にお任せでも良いのですけれど。

 

それでも、高齢者の脳梗塞患者でも、少しでも、

後輩たちの上達に貢献できればと思っています。

(でもが多くてゴメンナサイ)

 

そして、十六の形短冊を、ヌケがないように張り続けて演武しているのですが。

最近のブームによってなのか分かりませんが。

 

重さに変化が出始めました。

技が、重くなった気がします。

主観かな?

 

それとも関節がつながったのかしら?

まだまだ、エス隊長のように、エネルギーを感じるレベルには至らないのですが。

でも、重さへの変化は、過去10年間でも、

何度か経験しています。

脳梗塞患者の老人だから、今更、試合や組手的に強くなるのは無理かもしれないし、

それは、「本物探しの旅人たち」に任せるとして、

最近のブームは、重さを出すのに有効なようです。

 

補助運動は、四股と鉄砲。ゴリラっぽく生活する。

形に全力で身体操作を入れて、袴腰で寛骨を張り続けて演武すること。

肩甲骨と広背筋、仙腸関節を動かすこと。(お風呂で筋トレ)

まあ、ゴリラは自然体なので、全力で身体操作を入れる稽古は、

人間しかやらない、出来ないですけどね。

 

「力は入れるものではなく出るもの」です。

 

読者諸兄も、寛骨を張りながら形を演武して、

骨にエネルギーを通せるようになって、

最少入力で最大出力を目指しましょうね。

 

お読みいただき、どうもありがとうございました。