「本部道場の形稽古は、全力で身体操作を入れることを優先する」
という記事を書きました。その記事がこれ。
そして、本部道場では、何故「太極初段」を稽古するのか?
ということに気づきました。
そのように、反復練習を繰り返すなら、一番適しているのは、太極初段です。
ですが、太極初段は、日本ではやっていないし、
やっている時間が惜しいので、平安(ピンアン)シリーズで代替を。
そして、その中でも、太極初段に一番近いのは、
平安二段です。
なにしろ太極初段は、船越義珍先生の三男、船越義豪先生が創作された、
平安二段を簡素化した形ですからね。
体調不良が続く中、今日は、平安二段の、
身体操作全力ヴァージョンにトライしてみました。
そうしたら、他に何も出来なくなってしまった。
一回やっただけなのに。
掴んで、腰を割って、足を転身方向に引き、
広背筋と前腕のトルク転身方向に落ちます。
広背筋と前腕のトルクで持ち上げて、
前足を(撞木の後ろ足予定)開きながら、左右から圧をかけて縮め、
広背筋で左右を縮めてスライドさせ、正中線に太腿も膝も、
押し付け、擦り付けながら、左右の肘が正中線を交差したら、
仮想重心にゆっくり倒れながら、広背筋と前腕のトルクを入れた正拳突き。
掴んで、腰を割って、足を転身方向に引き、
広背筋と前腕のトルク転身方向に落ちます。
広背筋と前腕のトルクで持ち上げて、掴み直します。
前足を(撞木の後ろ足予定)開きながら、左右から圧をかけて縮め、
広背筋で左右を縮めてスライドさせ、正中線に太腿も膝も、
押し付け、擦り付けながら、左右の肘が正中線を交差したら、
仮想重心にゆっくり倒れながら、広背筋と前腕のトルクを入れて、
カウンターの前腕打ち。
ヤベッ!もう疲れちゃった!
体調不良の脳梗塞患者は体力ない!
というわけで、技量アップのために、
皆さん、各自、平安シリーズに全力で身体操作を入れて稽古しましょうね。
お読みいただき、どうもありがとうございました。