ヨガで花粉症が治った話⑦(花粉症に効くヨガ②) | 南風のブログ

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脳梗塞患者で闘病生活中です。
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断食は、6日目に入りました。

昨日の血圧は、仕事中に測ったら、やっぱり150-100ぐらいでした。

朝の血圧は、130-90ぐらいです。

朝の血圧は、下がり気味なんですけどね。

仕事中は、仕方ないですね。

 

前回から「ヨガによる花粉症の治し方」の続きの

「花粉症を治すヨガ」に入りました。

一つ目が金魚法(きんぎょほう)で、

二つ目が毛管法(もうかんほう)です。

毛管法のやり方

毛管法とは、身振り手振り足振りのことです。

仰向けに寝転んで、両手・両足をバタバタさせると、

ゴキブリの様なので、別名「ゴキブリ体操」ともいいます。

簡単で、効果が非常に大きいので、実践して、その効用を享受している方も多いのではないでしょうか。

基本は、仰向けに寝転んで、垂直に上げた両(腕)手、両(脚)足を振りますが、

様々なバリエーション(変化形)があります。

ちなみに、脚と足を、脚は太ももやふくらはぎを含む全体で、

足は足首から足先までと区別する場合もあります。

立ったまま、手だけを振ってもよいですし、片足で立ってもう片方の足を振ってもかまいません。

よく準備運動などで行われる普通の体操です。

手を上にあげて振れば「腕毛管」になります。

垂直に上げた両手・両足を、に45度開いてから振ると違う効果がえられます。

これを「開き毛管」といいます。

左右のバランスの悪い人には、弱い方の手足を上にして横向きに寝て、

上の手足だけを振る「半毛管」もあります。

高齢者のリハビリなどに使えるのではないかと思います。

ヨーガの「頭立ちのポーズ」と組み合わせて、足だけ振ってもかまいませんし、

「肩立ちのポーズ」と組み合わせて、両手・両足を一度に振ることもできます。

これをそれぞれ「頭立ち毛管」と「肩立ち毛管」と言います。

組み合わせて行うと、それぞれの効用を一度に得ることができるので、忙しい人には、時間の節約になります。

毛管法も1回に1分以上、1日に何回行っても大丈夫です。

「半毛管」は1回に2分以上やったほうがいいということになっています。

やればやるほど体調が良くなります。

上達すると、風切音がするぐらい振れるようになります。

全身の毛細血管から、心臓に血液を送り返すことができます。

それから、毛管法には、もう一つやりかたがあります。

指先は軽く離して伸ばします。

踵は垂直にして足の裏を水平にします。

その状態で、ブルブルと微振動させます。

飯島式のバタバタと西式のブルブル、どちらも効果が期待できそうです。

さらに、毛管法を仰向けに寝ころんだり、頭立ちや肩立ちをしたりせずに、

普通に立ったまま全身で行うと、氣功師である張永祥師の「プルプル健康法」になります。

貧乏ゆすりを全身で行うようなイメージです。

張永祥師の「プルプル健康法」では、両手は親指を内側にして握って、

おへその前あたりで「プルプル」振ります。

氣功師としての修行方法はわかりませんが、

養生功(ようじょうこう)としての健康法では、朝晩5分で効果があるそうです。

しかし、私たちは氣功師になる修行をするわけではないので、

普通の「立位の毛管法」を5分間やりましょう。

「立位の毛管法」と張永祥師の「プルプル健康法」との違いは、

「プルプル健康法」が両手の親指を内側にして握るのに対し、

「立位の毛管法」は、両手を開き、両手も振ります。

手の位置は、体の横でも、前でも、上でも下でも良いと思います。

「腕毛管」と併せて行うのも効果があるでしょう。

手をぶらぶらさせながら、全身で貧乏ゆすりをします。

数を数えながら行って、1000回数えたら、だいたい5分ぐらいです。

 

毛管法の効用

西式健康法では、「心臓はポンプか」という疑問を呈しています。

血液循環の原動力は、毛細血管にあり、

心臓は血液循環を調整するタンクであると考えるというわけです。

毛細血管が元気になって血液を吸引するようになると、心臓がその機能を回復するということです。

最近は、ふくらはぎが第二の心臓などと言われているのも、これと関係がありそうです。

静脈血の還流は、健康に様々な影響を及ぼします。

毛管法は、内臓と循環器系の様々な病気を予防し、また快復させると言われています。

皮膚表面の傷を治し、寄生虫や細菌類の皮膚からの侵入を防ぎます。

足の故障を治し、静脈瘤にも効果があります。

「腕毛管」は、切り傷に効くそうです。

首に冷湿布をして「腕毛管」を行えば、のどの痛み、声枯れ、頭痛、子どもの扁桃腺に効くと言われています。

でも、飯島貫実導師はそのように言っていますが、指などに切り傷が出来た時に、

一応振ってみることはみるのですが、毎日振って、治りの速さを実感したわけではないので、なんとも言えません。

「半毛管」は、体の片方が、動きにくい、疲れる、凝る、痛むときに効果があります。

「開き毛管」は、月経痛などの生殖器系の病気に効果があります。

また、骨盤を整え、リンパ管を強めると言われているので、安産の効果もあるのではないかと思います。

「肩立ち毛管」は、甲状(こうじょう)(せん)副腎(ふくじん)を強くし、肥満症や痔疾(じしつ)にも効果があります。

毛管法を行った後、手首・足首を動かさず、手と足の円運動を内回り・外回りとやって、

さらに毛管運動を行うと、さらに効果があがります。

寝つきの悪い人や、神経が疲れていて眠れない人にお勧めなのが、「立位の毛管法」です。

私も時々眠れなくなって何度も寝返りを打ちながら悶々とすることがありますが、

5分間「立位の毛管法」を行うことで、スムーズに眠ることができます。

是非、試していただきたいと思います。

先ほど、四振法(よんしんほう)の中で、一番簡単なのが金魚法、

それから毛管法、合爪法の順で難しくなり、一番難しいのが背腹法であると述べましたが、

変形の形を入れると、一番簡単なのが、この「立位の毛管法」です。

何時でも、何処でも、場所をとらないし、時間もかかりません。立ったままその場でできます。

緊張する場面で、リラックスする時などにも使えます。

しかし、知らない人が見ているところで行うと、変になってしまったのかと心配されるので気を付けましょう。

なんかこれも、高岡英夫先生の「ゆる体操」と共通点がありそうですね。

 

お読みいただき、どうもありがとうございました。