10月30日(日曜日)の千葉稽古会の内容の一部を公開します。
ガマクの掛け外しをどうするか?
またまた難しい問題です。
DVDでは、新垣師範が初心者に解りやすいように、
大袈裟に、ガマクを入れていますが、
ブライアン四段の演武を注意して視ると、非常に細かく
ガマクの掛け外しを行っていることが見て取れるそうです。
さすが、エス隊長は、良く観察していますね。
ガマクは腰方形筋ですが、
この胸腰筋膜の中にある腰の筋肉です。
脇腹の筋肉と言っても良いですね。
初心者は、力が入りませんが、
数年続けていると、段々力が入るようになります。
横移動(ナイファンチ)の時に、身体を引っ張ったり、
落ちるのを堪えたり、
忙しく、左右に、仕事をします。
初動を引っ張る役割を果たし、
タイミングを調整する役割を果たし、
攻撃のフィニッシュにも、ガマクを入れて重みを加えます。
ムチミを維持するのに使われ、
位置エネルギーの重さに、運動エネルギーを加え、
チンクチを入れて、ガマクで押し込みます。
基本に忠実なブライアン四段のように、
それぞれの挙動で、ガマクの掛け外しができるようになると良いですね。
とりあえず、脇腹の筋肉は、触ることができるので、
形を演武する時に、触って確認しながら、動かしてみましょう。
お読みいただきありがとうございました。