今回のテーマは、「大腿筋膜張筋」です。
南風のブログの総集編でも、
筋(スジ)と筋肉の違いって何でしょう。
筋肉≧筋(スジ)≧腱(ケン)≧靭帯
腱と筋肉の中間的存在と考えれば良いですかね。
腱(ケン)は骨と筋肉を繋げる役目。
筋肉は、骨と骨を繋げる役目。
筋(スジ)は、腱の役目を担う筋肉でしょうか。
専門家じゃないのでなんとも言えません。
そのうち調べておきます。
で終わっていた、筋(スジ)についてですが、
調べた結果をご報告します。
大体、これで合っていたみたいですが、
解剖学的に言うと、
筋肉≧筋(スジ)=腱(ケン)≧靭帯
でした。
腱(ケン:骨と筋肉を繋げる役目)=筋(スジ:腱の役目を担う筋肉)
で、筋(スジ)は、腱(ケン)のことでした。
報告が遅くなって失礼しました。
筋肉の付け根が、腱であり筋でした。
ちなみに靭帯は、関節の結合組織繊維のことです。
無想会の先輩たちの技術的会話には、頻繁に「大腿筋膜張筋」が出てきます。
このヒト達、一体何者?なんでこんな部位の筋肉名称知ってるの?
普通のヒトって、こんな長い名前の筋肉なんて知らないよね?
腹筋や背筋や精々広背筋ぐらいなら解りますけどね。
そんな状態が長く続きましたが、
骨盤の内側の筋肉を使って、腰骨を横に張れる様になってくると、
それからやっと、足の付け根の筋肉を認識できるようになります。
腰骨は分かりますね。足の側面の付け根は分かりますか。
ちょっと触って擦ってみてください。
それが「大腿筋膜張筋」です。
これは、少しずつ動くようになって、発達してきたから、
触れるようになってきたんだと思います。
以前は、意識できませんでした。
足を色々操作する時に、ああ、なるほど、足の側面の付け根の筋肉を使ってる、
とわかるようになったら、それが「大腿筋膜張筋」です。
この図には、「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」がありますね。
これは、靭帯という名称ですが、図でみるように、靭帯ではありません。
「大腿筋膜張筋」と膝関節を繋ぐ腱が「腸脛靭帯」です。
したがって、腸脛靭帯と言うより、腸脛腱と呼んだほうが名称に合っています。
現在「縫工筋(ほうこうきん)」は、まだ意識できていません。
「縫工筋」は、大腿を斜めに走る細長いベルト状の筋で、あぐらをかくときに見える筋です。
全身の筋肉の中で1番長い筋です。股関節と膝関節を超える二関節筋でもあります
波返しの時に、ああ、「縫工筋」を使っている。
と意識できるようになったら、また報告します。
そして、「前鋸筋(ぜんきょきん)」も、まだ意識できていません。
ただし、これは、いかにもそこにある筋肉なので、
突く側と反対の手で触りながら、突くことが可能です。
触りながら突きの筋肉を動かしたら、
使用されていることが判ったので、こちらは、時間の問題ですね。
でも、この「前鋸筋」沖縄空手的には、重要そうな筋肉ですよ。
鎖骨と肩甲骨に関係する筋肉ですからね。
お読みいただき、どうもありがとうございました。