沖縄空手に必要な筋肉 | 南風のブログ

南風のブログ

脳梗塞患者で闘病生活中です。
介護福祉士国家試験受験指導始めました。
社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
https://southernwind.stores.jp/

新垣師範から、筋トレが必要だと言われつつ、

南風は、長年、筋トレを全くせずに、サボってました。

でも、それなりに、筋肉がついた身体をしていた。

それは、沖縄空手の身体操作に必要な筋肉を、動かし続けていたから。

 

そして、脳梗塞を発症。

やせ細って、脳梗塞患者らしい身体になりました。

スラックスのサイズなんて、ウエスト95cmを履いていたのが、

ウエスト82cmまで減少しました。

 

ガリガリで見っとも無いので、筋トレを始めました。

何度か、このブログにも書きましたが、

少しずつ、筋肉も復活し始め・・・

 

で、出来心で、腹筋上体起こしを2日やったら、腰痛再発しました。

仕方がないので、背筋で腰痛のリハビリを。

 

研究室に持ち込んだヨガマットで、うつぶせに寝て、脚の上下運動を。

 

そして、思い出しました。沖縄空手に必要な筋肉は?

 

 

第参巻 第五章 の107頁、H「腰(クシ)と後(クシ)」です。

 

 

第四巻 第一章 の29頁、D「力は後ろから」です。

 

ということで、

沖縄空手に必要な筋肉は、新垣師範曰く、


「もう読者には、「腰(クシ)」と称されるものは、

腸腰筋(骨盤の内側の筋肉)や腰方形筋(ガマク)等のことであると理解したはずだ。」


ですよ。

胸腰筋膜は、仙骨の背面に付着して、固有背筋を前後から包む筋膜で、

腰部では特に強靭な腱膜をつくっていて、広背筋や腹横筋の起始になっています。

この筋膜の中にあって、広背筋の起点となっているのが、腰方形筋(ガマク)ですからね。

 

 

背中の筋肉は、外側が広背筋。内側が僧帽筋です。

出だしのピクッは、背骨(脊柱)にくっついている僧帽筋を起点にして、

広背筋に繋がり、腕を動かします。

 

脊柱と僧帽筋と広背筋と腰方形筋の関係が解りましたか?

って、解っていない前提で先に進みますね。

 

ただし、身体は細分化して意識して鍛えると

何だか分らないで鍛えるのと効果が違います。

 

なるべく細分化して、意識化できれば、

なんとなく全体的に鍛えるより、鍛錬が効率的にできることは、

理解してくださいね。

 

それでだ! 沖縄空手に必要な筋肉は?

腸腰筋と腰方形筋と僧帽筋と広背筋、いわゆる腰(クシ)と後ろ(クシ)の筋肉です。

腸腰筋は、筋トレでは鍛えられないので、意識して動かすことで強化します。

 

筋トレで鍛えられるのは、掲載した人体解剖図で言うと、僧帽筋と広背筋と胸腰筋膜です。

ですから、鍛えるのは背中です。

現代では薪割りはしませんから、背中を鍛えるためには、背筋運動をするべきです。

 

腰痛のリハビリのために、仕方なく背筋運動を始めましたが、

やってみると、

沖縄空手に取組む人にとって、これは先ず一番に、鍛えるべき筋肉だと解ります。

 

腕立て伏せ、腹筋よりも、先ず、背筋をやりましょう。

そして、余力があれば、ついでに、他の筋トレもやる感じで、

良いのではないかと思います。

 

脳梗塞患者なので、あまり余力はありませんけどね。

ただし、ヨガマットが無ければ、背筋運動はやりにくいのが難です。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

久しぶりに宣伝を。

『沖縄武道空手の極意』解説シリーズ総集編は、

こちらで購入できます。