新・社会福祉士養成講座７『相談援助の理論と方法Ⅰ(第3版）』(中央法規)
第二章第３節「ソーシャルワークの機能」
３「ソーシャルワーク機能から導き出されるソーシャルワーカーの役割」46頁です。
■ソーシャルワーカーの役割
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アドボケーター |
代弁者，弁護者，自らの権利を主張できない当人に代わって代弁する。 |
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イニシエーター |
先導者，ある課題に人々の関心を向かせる。 |
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⑤イネーブラー |
力を添える者，可能ならしめる人，支援、励まし、指示を与え、問題解決に導く。 |
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エヴァリュエーター |
評価者，実践の効果を評価する。 |
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⑦エデュケイター |
教育者，クライエントに必要な情報を伝える。 |
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オーガナイザー |
組織者，定められた機能を求めて、個人や集団をまとめる。 |
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⑥カウンセラー |
心理的助言者 |
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⑰ガーディアン： |
保護者，緊急介入，強制介入し利用者の権利保護を行う。 |
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⑨コンサルタント |
専門的助言者，アドバイス、指示、考え方を提供する。 |
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⑮コーディネーター |
調整者,クライエントと社会資源を調整する。 |
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スポークスマン |
公報者，他の者に公式の考え方や立場を公表していく。 |
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⑲ディレクター |
演出者，指揮者 |
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ネゴシエーター |
交渉者，問題解決のための最良の方法を導くために関係者と話し合う。 |
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ファシリテーター |
促進者，状況・条件整備者，他の人に指示したり容易にしたり方向を導く。 |
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ブローカー |
仲介者，クライエントと必要な資源を結びつける。 |
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⑳マネジャー |
運営者，管理者 |
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メディエーター |
媒介者，両者間の葛藤を解決し、譲歩のもとで同意をとる。 |
これは、私が作成した一覧表ですが、テキストでは20の役割となっています。この一覧表に載っていないものは、①診断者、②計画者(プランナー)、③助言者、④明確化する者、⑧態度・行動変容者、⑩資源の動員者、⑪社会変革の代理人、⑫公衆への教育者、⑬調査者(リサーチャー)、⑭弁護者、⑯ケア提供者(ケアワーカー)、⑱社会的規制の代理人ですね。
ここでも、三つの領域を意識してください。
①ミクロソーシャルワーク
②メゾソーシャルワーク
③マクロソーシャルワーク
です。
この概念の範囲は、統一されていないので、論者によって変わります。おおまかに、個人や家族を対象にするのがミクロ、地域や団体を対象にするのがメゾ、政策や制度を対象にするのがマクロととらえてください。
しかし、47頁のアシュマンとハルは、小集団・組織をメゾとして、地域社会をマクロととらえています。
当たり前ですが、それぞれの領域で、それぞれのソーシャルワーカーの役割があります。テキストに載っているものを全て丸暗記する必要はありません。ここでは、表のソーシャルワーカーの役割のうち、試験に出やすいものを幾つか覚えておけば結構です。
[](https://gyazo.com/8e740d56fc1361de64ff41091f51c545)
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