〈Sさんの実例〉

 

Sさんの手紙です。

 

この度は大変お忙しいところを早速ご教示くださいまして、まことに有難うございました。

『心の友』誌を拝読いたしましたが、どうしたらいいのか分からないところもあります。でも、ご教示通りに翌朝よりお詫びをさせていただいております。

 

先生のお書きになられた図面には、驚嘆いたしました。北側に面した道路、そして埋め立て地であることなどもご指摘のとおりでございます。

 

先日、精神科の診察の予約日なので主人を連れて行きました。その際に、医師が主人の病状が進んでいないね、薬が効いているのかなと言われました。しかし、私から見ると悪化(出血下血)しています。だから、何にもお話ししないで薬をいただいて帰りました。

 

宮下先生のお手紙のおかげで、私の心はスッキリしていました。病人はひところより出血が少なくなったようにも思えますが、このごろ奇妙な態度を示します。しかめっつらしたり、声には出さずに口を動かしひとごとのようにします。また子供のような行動をします。これを見て、一喜一憂しております。

 

困っている私にも原因があると反省し、恥じ入っているこの頃です。『心の友』誌には感謝しております。これからも、困った時には先生にご教示をお願いしたいと思います。何卒よろしくお願い申しあげます。

 

UnsplashTomáš Malíkが撮影した写真

写真は本文とは関係ありません。

 

〈回答〉

 

御主人には二つの原因がありました。

 

①前世の因縁

前世は百姓でした。その時に、百姓仲間三人と土地の争いをしていて、結局自分がひとめをしたのです。それについて、他の二人が恨んであの世からうらみの念を送っているから病気や不運が続くのです。

 

〈対策〉

奥さんが、「主人に代って…」と言い、十日間ぐらい前世の亡者にお詫びすることです。方法は、『心の友』誌第二十三号に従ってください。分からなければどこの場所でも良いから、主人に代って私がお詫びいたしますと言ってください。前世のお百姓さん二人に、済みませんでしたお許しくださいと言えばいいんです。二十日間ぐらいお詫びしたらこの手紙を入れて私に送り返してください。こちらでその時に善処いたします。

 

②土地の障り

敷地の南東の方角である庭のところに猫の死骸しがいが埋まっています。その場所はひめこんじん様です。そこに塩と酒を少しずつまいて、「姫金神様のところに猫の死骸を埋めて申し訳ありません。埋めた者に代って私がお詫びさせてもらいます」と二週間ぐらいお詫びしてください。それで許されます。図面が分かればはっきりと場所が特定できますので、敷地の図面を書いて送ってください。

 

Sさんの二回目の手紙です。

 

前略ごめんくださいませ。

 

たびたび先生にはお世話になりまして有り難うございます。

 

また、十三仏の魂を抜いていただきましてありがとうございました。妹のお願いまでいたして申しわけありませんでした。重ねて御礼申しあげます。

 

実は主人のことですが、少しずつ良くなるのを楽しみにしておりましたが、このところ悪化しているように思えますのでどうしてよいのやら考えました。(糖尿病、精神異常、認知症も少しあります)

 

先日、命根石の申し込みができたので主人に「今日は私としても嬉しい」と話かけましたら、真っ赤な鬼の顔のようになり、わめき、足はバタバタとして、それは恐ろしかったことでした。

 

また昨夜も今夜も「大変だみんな死んじゃうんだ、俺がケアセンターに行かなくては…」と外に出ようとするので、止めるのが大変でした。

 

私が困るのは、主人の前世より私の前世が悪いからでしょうか。私の過去の不徳ゆえなのか、家の因縁故なのか、またこの土地が良くないからなのか、等々悩んでしまいます。

 

私は四人姉妹の長女で、主人は婿養子です。父の兄妹や他の親戚とも、疎外(のけもの)にされたりしました。本家の従兄弟いとこ夫婦には、意地悪く同じように疎外されています。また、私の妹たちも疎遠です。母亡きあとは、一番下の妹だけが私を助けてくれます。

 

こんな私ゆえに、苦しむのは当然だと思いますが、主人がこのままでは可哀相でなりません。何とかならないでしょうか。

 

恥ずかしい限りですが、また先生を頼りにしてしまって申し訳ございません。

 

何卒よろしくお願い申しあげます。 かしこ

 

〈S家の因縁〉

 

①親戚全部と仲が悪いのは、S家の因縁によるものです。四代前の先祖が高利貸をしており、情け容赦なく強引に取り立てたため大勢の恨みを受け、S家一族は金に困ったり仲悪くさせられているのです。

 

②主人の病気、真っ赤な鬼のような顔で怒鳴るのは、主人の実家の先祖の因縁によります。それは、先祖が商人でした。仕入れ先の人達をだまして、お金を支払わず詐欺さぎのようなことをして多くの人を困らせた事による恨みです。

 

以上の①と②の因縁のほか、主人の前世の因縁、S家の先祖の助け、土地の障り等々すべてを解決しました。今はS家もすっかり落ちつき電話も掛かって来なくなりました。このように、信じても信じなくてもやれば良くなるのです。理屈はどうでもよいのです。目の前の悩みや苦しみが解決しないでは陽気暮らしができません。私は、皆さんに陽気暮らしをしていただきたくて、この仕事をボランティアでしているのです。

 

[解説] 今日は特に私から付け足すことはありません。とにかく霊障に対処することによって、少しずつよくなることが分かります。厳しいですが、それしかないのです。