〈Tさんの実例〉
Tさんからの手紙です。
前略 先日は朝早く電話で有難うございました。
二年ぐらい前から、まぶたが重く、目の奥に圧迫感があり、目がショボショボとしてまばたきばかりしています。
眠たい感じで目をつむっていた方が楽です。まぶたの奥の方が吸盤で引っ張られるようでとても毎日が辛いです。頭がすっきりせず、体もしんどい毎日です。
眼科にも行きましたが、原因がわかりません。神経科にも紹介されましたが、やはり原因がわかりません。お助けください。また、二人の子供のこともお願い致します。 草々
〈回答〉
私からの返事です。
①Tさんの因縁
前世の因縁です。前世は、やくざの親分の女将(おかみ)さんでした。芝居小屋の女の二人を手下の子分を使って、頭や顔、目などを殴ってケガをさせました。それが原因で、二人の女は芝居ができず苦しみました。その恨みの念がきています。だから、目、頭、耳、神経、などの病気になり夫とも上手くいかず、暴力を受けるようになるのです。子分がした暴力の通りの仕打ちを受けるのです。
②T家の因縁
長男…酒飲みで、ケンカ早く女好き。
長女…結婚できない。
T家の四代前の先祖が、漁師の親方でした。私腹を肥やすことばかりで、使っていた漁師に給金の支払いが悪かったのです。漁師たちは、生活に困り大変苦しみました。だから、その内の四人が恨みの念を送っています。
③T家の先祖が大勢苦しんでいます。先祖の位牌を作り、魂入れと苦しんでいる霊を助けあげます。
①と②は、『心の友』誌第二十三号に従って詫びることです。①は本人、②は誰でも一人で良いです。二週間から三週間お詫びしてください。終わったらこの手紙を送り返してください。あとは当方で善処いたします。
③は仏具屋さんで、位牌を注文してください。出来上がりましたら朝、連絡してください。①から③まですれば、運命がすっかり良くなります。
以上、分からないときは電話してください。
Tさんの娘さんからの手紙です。
先日はお電話にて、T家の先祖の魂をお位牌に入れていただきありがとうございました。また、お忙しい中電話での相談にも応じていただき本当に感謝しております。先生から、お返事の手紙をいただき、母は自身の前世のお詫びをし、私はT家の先祖のお詫びを共に三週間させていただきました。先生から頂いたお手紙を返送させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
〈後日談〉
①②も解決いたしました。今はTさんのところは全く良くなっています。そんなお礼の手紙も届きました。
UnsplashのMatthew Hamiltonが撮影した写真
写真と本文は関係ありません
[解説] Tさんも自分が前世でそんなことをしていたとは俄には信じられないかもしれません。記憶が消されたら、誰でも自分が前世でひどいことをしたとは信じたくないものです。
ただ、ほとんど皆、多かれ少なかれ不徳を積んで成長するので、自分の前世が真っ白だったというのもまた可能性としては低いのです。
そのようなことを踏まえて、人を許す、という意味を理解しなければなりません。私は心から許すことはできませんが、放って置いても神が罰するなら、まあどうでもいいや、ぐらいには思えます。そこまで他人にかまっているほど暇じゃないですしね。
