谷崎潤一郎の映画 「刺青 背負う女」 谷崎文学の名作映画のリメイク! R-15指定! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「刺青 背負う女」

 

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「刺青 背負う女」 プレビュー

 

2009年6月6日公開。

「刺青」のリメイク映画。

R-15指定。

 

原作:谷崎潤一郎「刺青」

脚本:山村一間、 堀江慶 

監督:堀江慶 

 

キャスト:

井上美琴 佐倉真由美
波岡一喜 平田タケシ
並樹史朗 冨田
兼崎健太郎 立花康平
伊藤裕子 矢野純子

 

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あらすじ:

雑誌編集部員の佐倉真由美(井上美琴)は、母親の再婚相手の息子・立花康平(兼崎健太郎)が所属する劇団の公演を観に行く。

義理の弟である康平との会話はぎこちなく、母親から4人で食事に行こうと誘われても興味が持てないでいた。

真由美は家族との接し方に悩みながら、それでも人の温かさに触れたいという思いから不倫に走る。

真由美は日本画展の取材に行く。

そこで1人の女性が見入っていた、

鯉に乗った観音の絵が気になる。

学芸員によると、それは『魚濫観巫音』という絵で、絵を見ていたのは刺青の彫師・矢野純子(伊藤裕子)だった。

純子は真由美に、今いちばん彫りたい絵だと告げる。

その夜、真由美は不倫相手から暴力を振るわれるが、平田タケシ(波岡一喜)というチンピラに助けられる。

真由美は借りを作りたくないと、タケシを強引にベッドに誘う。

タケシの背中には伐折羅の刺青があり、純子の手によるものだった。

後日、純子の計らいで、真由美とタケシは再会する。

2人は刺青を通じた縁に運命を感じ、情熱的に求め合う。

翌朝、タケシは真由美を、自分が育った教会の養護施設に連れていき、世間の不公平と神の無力を嘆く。

こうして2人は、愛を育むようになる。

そんな折、タケシが恩人と慕う組幹部・冨田(並木史朗)が、対立する組織に刺される。

復讐に向かったタケシは、相手幹部にとどめを刺そうとして銃撃を受け、十字架のペンダントを握りしめながら絶命する。

愛する人を失った真由美は、家族である康平も結婚し就職することを知る。

真由美は純子に、タケシの魂を刻みつけたいと願う。

純子は真由美の背中に『魚濫観巫音』を彫り始める。

真由美はタケシの名前を呼びながら、痛みと悦びに身悶える。

 

JFDB - 刺青 背負う女

 

コメント:

 

谷崎潤一郎の小説『刺青』の映画化のリメイク作品。

 

家族との関係や不倫に悩む女が、本当に愛する人や女性彫師と出会い、大胆に生まれ変わっていく姿を官能的に描く。

 

女が女に彫り物をするというパターンの作品になっている。

 

刺青 背負う女[R-15相当] || ファミリー劇場

 

本作と同じ年に公開の「刺青 匂い月のごとく」の競作的な作品。

こちらは自分の殻を破れない女性と女彫り師と突っ張って彫り物を刺れたチンピラの話。

わざわざ「刺青」を原作にする事もないのでは。

彫り師の伊藤裕子はよかった。

 

この映画は、ファミリー劇場で動画配信可能かも知れない: