「ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛」
(原題:The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)
2008年5月16日公開。
ナルニア国物語の映画第2作。
興行収入:$419,651,413。
原作:C・S・ルイス『カスピアン王子のつのぶえ』
脚本:アンドリュー・アダムソン、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
監督:アンドリュー・アダムソン
キャスト:
ピーター:ウィリアム・モーズリー
エドモンド:スキャンダー・ケインズ
スーザン:アナ・ポップルウェル
ルーシー:ジョージー・ヘンリー
カスピアン王子:ベン・バーンズ
リーアム・ニーソン:アスラン(声)
あらすじ:
ナルニア国に「伝説の四人の王」が現れてから、1300年もの歳月が過ぎた。
ロンドンから時空を超えて訪れたペペンシー四兄妹が、創造主である獅子のアスランとともに白い魔女を退治して平和と繁栄をもたらした黄金時代は、いまや遠い昔だった。
戦闘民族テルマール人によって侵略されたナルニア国では暴虐の限りが尽くされて、生き残ったナルニアの民たちも森の奥へと追いやられていた。そんなテルマール人が統治するナルニアに君臨するのは、ミラースだった。彼に待望の男児が誕生した夜、正統な世継ぎであるカスピアン王子(ベン・バーンズ)の暗殺を謀る。
ミラースの刺客に追われるカスピアン王子は、森の奥でナルニアの伝説の生きものたちと出会う。
そして伝説の角笛によって、ふたたび「伝説の四人の王」であるペペンシー四兄妹を呼び寄せた。
現代のロンドンから、魔法の国に舞い戻った長男ピーター(ウィリアム・モーズリー)、次男エドモンド(スキャンダー・ケインズ)、長女スーザン(アナ・ポップルウェル)、次女ルーシー(ジョージー・ヘンリー)らは、ナルニア国のためにテルマール人との激闘を繰り返す。
その末に、ピーターとミラースが一騎打ちの対戦を交わすが、カスピアン王子の助太刀によって勝負はつかず、ナルニアVS テルマールの全面戦闘へと突入した。
その終わりなき闘いにピリオドを打ったのは、ルーシーの活躍によって覚醒した創造主・アスランだった。
テルマール人たちは追いやられ、ナルニア国は復興する。
カスピアン王子は、ナルニアの王となった。
そんなカスピアン王子に淡い思いを寄せていたスーザンだが、別れのキスを交わして、四兄妹は現在のロンドンへと戻る。
ナルニア国での彼らの活躍は、いまや遠い記憶の果てだった。
コメント:
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』に続く、C・S・ルイスの児童文学シリーズ『ナルニア国ものがたり』の実写映画版第2弾。
原作の第2作目に当たる『カスピアン王子のつのぶえ』を映画化した。
監督は前作と同じアンドリュー・アダムソン。
メイン出演者も前作に引き続き出演。
当初の予定では、前作と同じくクリスマスシーズンの2007年12月に封切られる予定であったが、製作の遅れに伴い、翌年のサマーシーズンの公開になった。
物語の中(イギリス)では1年しかたっていないのだが、実質3年が経過して作られた作品。
4人の兄弟もそれぞれ大きくなっていたし、少女たちは綺麗に、少年たちは精悍になっていた。
特に、1作目と比べて、次男のエドマンドが強くたくましくなっていた。
お兄ちゃんに負けないくらいだ。
子供の成長は早い!
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