フランス映画200選  第77作 「ボルサリーノ」 ドロン&ベルモンドの二人が共演したヒット作! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「ボルサリーノ」

(原題:Borsalino

 

ある意味駄作なんだけど偏愛してる映画『ボルサリーノ』|さとなお(佐藤尚之)

 

「ボルサリーノ」 全編 英語字幕付き

 

1970年5月20日公開。

マルセイユの裏社会で大物になろうとする2人の若いチンピラを描く。

 

脚本:ジャン=クロード・カリエール、クロード・ソーテ、ジャック・ドレー、ジャン・コー

監督:ジャック・ドレー

 

キャスト:

フランソワ・カペラ:ジャン・ポール・ベルモンド

ロッコ・シフレディ:アラン・ドロン

ローラ:カトリーヌ・ルーヴェル

リナルディ弁護士:ミシェル・ブーケ

 

ボルサリーノ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

あらすじ:

一九三〇年のマルセイユ。

ギャングとチャールストンが入り乱れるこの街へ、三ヵ月のケチな刑を終えたシフレディ(アラン・ドロン)が出所して来た。

彼はさっそく、手下と共に自分を密告した男のバーを襲い放火した。

次に、なじみの女“天使のローラ”(カトリーヌ・ルーヴェル)に会いに行った彼は、その女のことでカペラ(ジャン・ポール・ベルモンド)と派手な殴り合いを始めたが、同時にダウンし、その時以来、二人の間には奇妙な友情が成立した。

やがて二人は、ボッカスという親分に認められたが、失敗つづきのありさまであった。

その後、ボッカスの黒幕であるリナルディ弁護士(ミシェル・ブーケ)の頼みで、魚市場を支配しているエスカルゲルに力を貸すようになった。

当時、マルセイユを本当に支配していたのは、マレロとポリという二大親分であった。

マレロとリナルディとのつながりを知ったシフレディは、大胆な野望を実現化するチャンスを狙っていた。

カペラはこれには反対だったが、ポリの情婦・ジネットに惚れたため承知した。

そして、二人はポリの資金源である食肉倉庫を襲撃したが失敗し、ひとまず田舎へひきあげ、反撃の日を待った。

二人のまわりに無頼の仲間と武器が集まってきた。

行動が開始された。

まずポリの暗殺、つぎにリナルディ、と二人のまわりには、次第に血の匂いがたちこめるようになった。

そして、残る大親分マレノ一味との間の、日毎の殺し合いの末、相手の本拠に乗り込んだ二人は、ついにマレノを倒した。

こうしてマルセイユはシフレディとカペラの手中におさまった。

シフレディは豪壮な邸宅を立て、パーティを開き、得意の絶頂にいたが、カペラは違っていた。

彼は今こそ、このマルセイユを去らねばならないと思っていた。

両雄は並び立たないと……。

そして、カペラがカジノを一歩出た時、何者かの銃弾が彼の命を奪っていた。

 

ボルサリーノ : 作品情報 - 映画.com

 

コメント:

 

一九三〇年代のマルセイユを舞台に、青春の野心とロマンを生きた二人の男の物語。

 

一度聴いたら耳になじむ軽快なテーマミュージックは、軽快さ抜群だ。

タイトルを聞いただけで音楽が聞こえてくるのだから、そのインパクトはすごい。

 

 

 


ジャン・ポール・ベルモンド、アラン・ドロンというフランス映画界の二大スターが共演し、1930年のマルセイユを舞台に、クールでダンディなギャングを演じている。

 

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ファッションに興味がなくても、彼らの洗練されたファッションは観る価値がある。

ボルサリーノはおしゃれの必須アイテムのようだ。二人とも決まっているが、華やかさではドロン、男くささではベルモンドと対照的でもある。

 

1930年代を背景にした作品といえば「ゴッドファーザー」(1972)や「スティング」(1973)が思い浮かぶし、ほかにも1970年代のハリウッド作品には1930年代を舞台にしたものが随分ある。

しかし本作品はそれらよりも少し早い。

やはりファッションの流行に敏感なのはフランスなのかも。


タイトルの「ボルサリーノ」は、イタリアの有名な帽子メーカー名で、ロゴのデザインもそのまま同じで画面上に出てくる。

麻生太郎という政治家が大好きなのも「ボルサリーノ」。

 

リオ五輪】ボルサリーノ麻生太郎財務相に対抗か? 小池百合子都知事が帽子にショールのスーツ姿で羽田からリオに出発! - 産経ニュース

 

 

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