ジェイソン・ステイサムの映画 「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」人工心臓を埋め込まれた殺し屋! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」

(原題: Crank: High Voltage )

 

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「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」 予告編

 

2009年9月26日日本公開。

人工心臓を埋め込まれた殺し屋を巡る異色アクション作品。

世界興行収入:$34,560,577

R-18指定。

 

監督・脚本:マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー

出演者:

ジェイソン・ステイサム 、 エイミー・スマート 、 クリフトン・コリンズ・Jr 、 エフレン・ラミレッツ 、 バイ・リン 、 デヴィッド・キャラダイン 、 ドワイト・ヨアカム 、 ジュラン・チディ・ヒル 、 レノ・ウィルソン 、 キーオニー・ヤング

 

アドレナリン2 ハイボルテージ。」ジェニスのブログ | ドカドカ☆ジェニス - みんカラ

 

あらすじ:

ロサンゼルス。

敵との戦いでヘリコプターから落下し、ダウンタウンの路上に叩きつけられた殺し屋シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)。

まだ息のある彼を、謎の一団が速やかに連れ去った。

3ヵ月後、チェリオスが目を覚ましたのは手術台の上。

彼を救ったのはブーン・ドン(デヴィッド・キャラダイン)率いる中国系マフィアだった。

だが、100歳を越える老体、ドンの狙いは強靭なチェリオスの心臓。

彼の心臓を移植することで、若返りを図ろうとしていたのだ。

奪われた心臓の代わりにチェリオスの体に埋め込まれたのは、バッテリー式の人工心臓。

だがこれは、定期的な充電が必要で、それを怠ると死んでしまうという代物だった。

自分の心臓を取り戻そうとするチェリオスは、旧知のヤミ医者・マイルズ(ドワイト・ヨーカム)に助けを求める。

さらに、ストリッパーとなった恋人・イヴ(エイミー・スマート)とも再会。

命を繋ぐための電気ショックとイヴの協力を得て、中国系マフィアを追う。

しかし、敵は彼らだけではなかった。

メキシカン・マフィアのボス、エル・ウロン(クリフトン・コリンズJr.)もチェリオスの行方を執拗に追う。

そして、そのメキシカン・マフィアに兄を殺されたヴィーナス(エフレン・ラミレッツ)も、復讐に燃えて乱入。

事態は次第に混迷の度を深めてゆく。

血で血を洗う壮絶な戦いの中、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所と、手当たり次第に充電を繰り返すチェリオス。

果たして彼は、自分の心臓を取り戻すことができるのか……?

 

アドレナリン:ハイ・ボルテージ|MOVIE WALKER PRESS

 

コメント:

 

2006年公開のヒット作『アドレナリン』の続編。

定期的に充電の必要な人工心臓を埋め込まれた殺し屋が、奪われた心臓を取り返すために奔走する。

 

本作では、実は生きていたジェイソン・サテイサムが人工心臓を埋め込まれ、そのバッテリーがiPhone級の性能なため、すぐ電池切れになってしまう。だから荒唐無稽な方法で充電する。

感電すること=充電、という劇中設定になっているのだ。

そんなバカな!

 

充電し続けないと死んでしまうので、自分でスタンガンを打ちまくる等の無茶苦茶な充電を続けながら、昔の自分の心臓を取り戻そうと、心臓を奪った闇の臓器密売人を追いかけるのだ。

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ステイサム以下、前作で死んだ連中も強引に復活させての同窓会ノリ。

出ている連中の悪ノリがこっちまで伝わってくるようで、微笑ましい。

前作よりさらに下品に、さらにエロく、そこにコメディ要素も加わっている。

いいね!

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エロ部分では、エイミー・スマートが苦界に身を沈めストリッパーになっており、乳首にテーピングだけという姿で登場。

そのままの格好でしばらくアクションシーンを続けるという、ますます度胸の良いところを見せてくれる。

ほんと、この女優は好感が抱ける。
 

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もちろん粗もある。

たとえばステイサムが救急車を見つけ、そこに強引に乗り込んで「俺の人工心臓と同型のバッテリーがあるなら、よこしやがれ」と強奪をするシーンで、たまたま、探しまくっていた闇の臓器密売人とすれ違い、「ヤローやっと見つけたぜ!」という展開になるのだが、広いLAで偶然ばったり遭遇展開、これは、普通だったらナシだろう。

でも、許せる。

密売組織がチャイナ・マフィアなので、ステイサムは「この吊り目野郎、てめえの顔についてる線、そりゃ目か?」などとアジア人差別な台詞を連発するのだが、逆に監督コンビ(兼脚本)、かなりのアジア贔屓ではないかと思わせる要素が劇中には数多く見受けられる。

前作にもあったファミコン時代へのノスタルジーや、今作でのステイサムと密売人との奇想天外な格闘シーンなど、アジアというか、はっきり日本贔屓としか思えず、むしろ日本人として嬉しくなる対日サービスに溢れた作品である。

 

この映画は続編があるのだろうか。

とても気になる。

 

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