「不良番長 やらずぶったくり」
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1971年7月31日公開。
シリーズ第11作。
シリーズ最高傑作との呼び声の高い超娯楽作。
- キャスト
- 梅宮辰夫 (神坂弘)
- 山城新伍 (五郎)
- 渡瀬恒彦 (カツ)
- 一の瀬レナ (みどり)
- 渡辺やよい (鮎子)
- 由利徹
- 玉川良一 (紳士)
- 中村是好
- 大泉滉
- 潮健児 (ジャブ)
- 南利明
- 芦屋小雁
- 正司敏江・正司玲児
- 花紀京
- 岡八郎 (警官)
- 小林千枝 (ソープ嬢)
- 三原葉子
- 丹下キヨ子 (中将夫人)
- 若水ヤエ子 (女社長)
- 諸角啓二郎
- 安岡力也
- 天津敏 (榊)
- 菅原文太 (信次)
- スタッフ
- 監督 野田幸男
- 企画 矢部恒
- 脚本 松本功、山本英明

あらすじ:
食いつめて気勢のあがらない神坂団長以下カポネ団の面々は、地元新宿で冴えない毎日を送っていたが、金儲けを思いつき例の如く全国ソープランド連盟と称するインチキ組織を設立しては、風俗嬢たちの引き抜き作戦を展開する。
そして、同業の五郎をリーダーとするズベ公グループ七色会と鉢合わせするが、やがて気意投合する。
しかし、暴力団花岡組の連中に眼をつけられた彼らは新宿を追放され、神坂のネリ鑑時代のダチ公伊吹信次を訪ねて、ある漁村で働くことになった。
この漁村は、水産会社の肥料工業から排泄される廃液のために公害問題が持ちあがり、信次らの船は近海漁業ができなくなり、鮪を追って遠洋にでかけた。
捕獲を終えて帰ってきた信次たちだったが、鮪が汚染されていると廃棄処分を受けてしまう。
その鮪は密に日の丸水産に運び込まれた。
これを目撃した神坂らは、工場に乗り込み、この廃棄処分が漁業組合長の榊と日の丸水産の仕組んだ計略であることを知る。
神坂の口から発覚することを恐れた工場側は、会社と関係のある花岡組を使って神坂らを消そうと企むのだった。
その夜、ゲームセンターに集るカポネ団は、花岡組に襲われ、逃げ遅れたみどりは殺された。
翌朝、みどりの復讐のために立ちあがったカポネ団の面々は日の丸水産へと向かった。

コメント:
絶対、シナリオねぇ~だろうなとおもわせるような、行き当たりバッタリで、下ネタ満載だ。
新伍がまさに水を得た魚の様に辰兄ぃまでも牽引するやり過ぎ感ハンパない!
文太の渋さが異色に見えてくる!

今シリ~ズ観てると、まぢめに(?)大のぼせながら愉しく演ってるのを視てこちらも愉しく観れる!
つくづく「アホやなぁ!とは思うが。
カッチョ悪いカッチョ良さを自で演る東映役者陣!
頭ん中ほんとに空ッポにして愉しんだ者勝ちの作品!
これぞ東映の最長・最多シリーズの不良番長だ!
東映が目指していた路線の面白さが満喫できる作品だ。
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