NHK朝ドラ「エール」第87話です。
裕一(窪田正孝)は、戦地の慰問のため、ビルマの首都ラングーンに到着しました。
その後戦況の悪化もあって、兵隊たちへの直接の慰問もかなわないまま、3か月が経過しました。
裕一は、このままラングーンにとどまっていることは無意味に思えてきて、ついに前線への慰問に出発したいと本部に志願し、認められました。
そして、恩師の藤堂先生(森山直太朗)が勤務する補給地を訪問し、久方ぶりに先生と再会を果たしました。
裕一は、慰問の為に持参した打楽器、トランペット、ギターを演奏が得意な兵隊たちに演奏してほしいと申し出て快諾されます。
裕一が作曲した「暁に祈る」、「若鷲の歌」などを演奏できることに兵士たちは大感激しています。
さらに、藤堂先生には歌唱を担当してもらうことになりました。
また、裕一がラングーンに滞在中に作った「ビルマ派遣軍の歌」を皆に楽譜を渡して、これも一緒に演奏してほしいと提案します。
自分たちの為の歌も作ってもらえたことでさらに兵士たちのやる気は倍増します。
裕一はやはり慰問に来てよかったと思い始めていました。
裕一のモデルである古関裕而は、実際に「ビルマ派遣軍の歌」を残しています。
YouTubeには、ビルマのカレン族の男性がこの歌を口ずさんでいる貴重な動画が残っています。
それがこちら:
Karen カレン 愛馬進軍歌、 ビルマ派遣軍の歌 を歌う、オミさん
その当時、ビルマは日本の占領下にあり、日本語教育も行われ、日本の軍歌もビルマ人が歌っていたのでした。
カレン族は、ビルマの地方に多い民族です。