歴史上有名な、舅の斎藤道三と婿の織田信長との初めての出会いとなった「聖徳寺の会見」が放送されました。
道三(本木雅弘)は、会見前に信長(染谷将太)の素顔を見ておこうと、明智光秀(長谷川博己)に指示して、街道沿いの農家の中で待機します。
すると300丁もの鉄砲を担いだ行列を目撃し、道三は驚きます。
しばらくすると信長も現れましたが、まるで町民のようないで立ちで、柿を食いながら馬に乗っている姿はとても武将とは思えないもので、これに道三は呆れます。
会見場となる聖徳寺に着いた道三は、大広間でずっと待っているのですが、信長はなかなか現れません。
道三がイライラし始めたころ、キッチリ正装した信長がやってきましたが、たった一人です。
信長は、帰蝶が用意した道三好みの衣装に着替えていたため遅れたとわびます。
そして、信長は、帰蝶(川口春奈)が、自分が親父殿に殺されてしまうのではないかと心配していると付け加えるのでした。
すると、道三は「300もの鉄砲隊を引き連れた男をどうやって討ち取るのだ」とおどけます。
信長は、「鉄砲隊は帰蝶が仕組んだこと。私は帰蝶の手のひらで転がされている尾張一のたわけです」と笑いました。
道三が「ところで、家老たちを引き連れていないが」と持ちかけると、信長は二人の若い家来を呼びましだ。
土豪出身の前田利家と佐々成政でした。
「この世を変えるのは家柄や血筋ではなく、実力でしょう。私たちも変わらなくてはなりません」
これを聞いて道三は大いにうなずきました。
「信長殿はたわけじゃが、見事なたわけじゃ!」
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この2人の出会いのシーンにネット上では称賛の声があがりました。
「聖徳寺の会見は、文句なしによかった。すごく見応えがあった」
「信長がすっかり道三の心をわしづかみにした。信長がつぎに何と言うか、何と返すか、思わず集中して見入ってしまった」
染谷将太と本木雅弘のやり取りは、今回までの放送で、最も好感度が高まるシーンとなりました。