何年か前の冬の、寒い時期にあった話なのですが…
何度か利用させて頂いているセラピストさんに施術して頂いたのですが、施術室自体エアコンを効かせてマットにもヒーター入ってるので&寒さに強いデブおじさんなので、私は特に寒いとは感じなかったのですが…
「宗山さん(仮名)、あったかいですねぇ…最初の頃は身体の右半分が特に冷たかったのに…」
と、背中を施術して貰いながら言われ、この寒風吹きすさぶ中薄着の所為で身体が冷え切ってるからシャワー位ではなかなか温まらなくて申し訳ない…って思いながら、「次は仰向けでお願いします」と言われ、もぞもぞと身体を半回転させました。
私の下半身にタオルを敷いて、その上に跨るようにセラピストさんが腰を掛けたのですが、首から肩に掛けての施術をする段になって
「宗山さん(仮名)、ほんとあったかぁい…」
って、いきなりハグされてしまいました。
暫くすればセラピストさんも起き上がるかな?と思いつつ、女性らしい甘やかな匂いと柔らかな身体を感じさせて頂いておりましたが…
暫く経っても一向に起き上がる気配もない。
もしもし、大丈夫ですか、このような体制で寝てしまわれるとお身体にさわりますよ(二重の意味で)、と言いつつ肩を軽く揺すってみたのですが…
「んぅー…」と、返事ともつかぬ声を挙げたきり、規則正しい寝息を立て始めてしまいました。
流石に起こすのも忍びなくなってしまい、結局そのままタイマーの音でセラピストさんが目を醒ますまで堪能…げふんげふん、そのままでした。
「ごめんなさい…宗山さん(仮名)あったかで柔らかいもんだから、つい…」
…なんだろう、少し前に流行った「人をダメにするクッション」ならぬ「人(セラピストさん)をダメにするおじさん」になった気分でしたよ。
コリはあんまり解れなかったですが、なんとなく癒された…って感じました。