暴露するとね、うちの子供達の昨年度の成績は振るわんかった。

息子の通知表も悪くはないけど明らかにパンデミック前よりくつろぎ過ぎ。

娘の通知表は良いけど、先日受け取ったi-Readyというプログラムを使ったテスト結果が超悪い。

 

このi-Readyについては、中学も小学校も導入してて、息子は超馬鹿にしてた。

GATE向けでなく平均的学力(か、やや下)の生徒を優しく導くようなレベルで、安っぽいアニメが「こうだよぉ〜」と案内する様子がチャチすぎた模様。うちもちらっと見たら、小学校低学年向けのようなものを小うるさい中学生によくもまあ提供できるものやと大人の恥ずかしい勘違いに凍りついてしもた。

 

で、そのi-Readyによる課題も学期中に出されてて、息子はテキトーに動画を流しといて最後の問題だけちゃっちゃと解いてた。娘も真似してテキトーにやっていたみたい。

 

そのためか、i-Readyによる共通テスト(?)の結果、娘は平均値より明確に劣るスコアしか取れんかった。

(# ゚Д゚)

100点中43点という位置。

在宅学習が始まって間もない頃は83点は取れてたから、凋落もおびただしい。

 

これが日本ならまだしも、ここはアメリカやで?

英語がおぼつかん子、全然勉強やる気無い子、家庭環境最悪な子も、日本ではありえんほどたくさんいてる。

そんな中で43点の位置って、どんなけサボってきたかが出まくりやね。

 

てか、夫もうちも、真面目な娘を信頼してたんよ。

そしたら娘はi-Readyの動画が流れてる時間にYouTubeを見てる兄(息子)の真似をしてた。

さらにST Mathという算数プログラムも「今日は30分」「今日は20分」と先生が指示してた時間はやってるはずが、全然進んでへんかった。プログラムには時間だけ食わせて、実はYouTubeを見てた可能性が高い。

ST Mathは昨年とは進捗の見方が変わってて、うち、チェックできへんかったんよ。

結果、昨年はクラスで一番早くST Mathを終わらせた娘やのに、今年は40%に留まって学年終了。

(゚Д゚)ハァ?

子供とは親の目を盗むのが自然な生き物やねんな…。

親が見てんでもひたすらすべきことをこなす子もいるやろうけど、娘はそうではなかった。

 

娘にうちは言いました。

 

このテストスコアは明らかに努力不足で、自分を恥じてもよいレベル。

ST Mathでもあなたはパパとママの信頼を損なった。

でもまだ取り返せる範囲やから、夏の間に少しずつ3年生スタートに向けて準備しよう。

毎日少しずつ頑張れば、今ならちゃんと皆に追いつくことができる。

パパとママはあなたに無茶苦茶勉強しろと言うてるわけではない。

すべきことをしろというだけのことで、もし困難なところがあったらいつでも質問したら良い。

今まで学期中に遊んでたわけやから、ペナルティも兼ねて今後はYouTubeやマインクラフトの時間は厳しく制限していく。

 

娘はちゃんと理解した。

叱るとこの子はすぐに反応して、軌道修正するからやりやすい。

ST Mathは1ヶ月半で40%から90%まで進めた。さっさと学期中にやっとけってヽ(`Д´)ノ

息子は逆で、とにかく自分以外の何かの責任にしようとグダグダ喚くからしんどい。

 

そんな息子。

 

彼の誕生日のカードにうちは書きました。

 

昨年おかんがカードに書いたことを覚えてるか?(ベストを尽くせ。誇れる自分になれ、と書いた…多分息子は読んだ直後に忘れてる笑い泣き

1日に1cm努力したら、1年後には365cm伸びてる。

毎日少しずつ努力することで、素晴らしい14歳の誕生日を迎えることができるような13歳の1年を過ごせ。

 

これを踏まえて、ちょうど娘のテストスコアが悪かったから娘が夏休みに地道な勉強を毎日せないかん話を先日息子にした。

 

サボってた娘はそれを取り返すための努力を始めた。

あんたも決して満足行く通知表を受け取ったわけやない(Aが少ない)

学校の教え方が悪い、というのは言い訳にはならん。GATEクラス内の平均の成績ならOKというわけやない。

あんたのライバルは全米にいる。

同じくGATEクラスにいるサッカーチームメイトの双子くん達(1学年下)はオールAをふたりとも取った。双子のタイガーママがものすごく努力して二人をプッシュしたはず。それについては、悠長にしてたおかんも悪いから、見習わないとアカン。

 

パンデミックやからと呑気にしてる子ばっかりやない。入りたいカレッジに入るために、皆がダラッとしてる間に努力してる子がたくさんいる。

自分が高校を卒業する時に、入りたいカレッジに入るためには当たり前の努力に加えて日々の積み重ねが必須。

パパはしっかり稼いでくれてるけど、うちとこはお金持ちではない。なので親としてはやはり返還不要の奨学金をもらってほしい。それがもらえるレベルになれば、行きたいカレッジで好きな勉強ができる。

別にそういうのが無きゃ、気楽に誰でもできて日銭を稼ぐ仕事に就いて楽しく毎日を暮らすのも選択肢。

ただし、勉強ができれば選択肢が増える。勉強ができないと選択肢が狭まる。

将来のために、選択肢をたくさん持つために、現在少しずつ努力を忘れずに重ねることが大事なんや。

 

13歳になった息子は今回は真面目に話を聞いて、ちゃんと受け止めてくれたように見える。

夏の課題を何か選んで少しずつやれと指示したら、冊子ではなくカーン・アカデミーを毎日少しずつこなすことにした、と本人が決めたことを教えてくれた。

 

今回の息子と娘に特に効いたんは、自分が親の信頼を裏切ってたという自覚。

勉強時間に見張ってへんかったらYouTubeだのマイクラだのやってたわけやし。

そして今回夫とうちは厳しく叱りはせずに、信じるから自分で少しずつ努力しろ、とふたりに伝えた。

 

信頼の意味を、息子は13歳にしてやっと(なんとなく)、娘は8歳で実感したんやないかな。

この理解度や反応レベルに性格の違いはあるものの、男女の差をちょっと感じる(^_^;)

 

まぁ、成績落としたんがこの時期やったのは不幸中の幸いとしとこう。

息子にはこれから頑張ってもらえれば終わりよしやし、娘のようなのはいきなりぐんと伸びずともコツコツと地道に積み重ねてってくれたらそれなりのレベルに到達するやろう。

 

夏休みはやや緩めに監視しても、新学年からは特に息子の成績進捗には厳しく目を光らせるタイガーマムになる予定。

双子くんのママを見習おう…うちもサボってたらあきませんね。

親が何も言わんでも今後ばっちり努力し続ける子に息子がいきなり変化すると油断するほどに、うちも甘くはない笑い泣き

(娘は基本、普通に真面目。)

 

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