義父母がバレンタインデーに合わせて、うちの子供達に本を送ってくれた。

もちろんフランスの郵便局がいつもどおりのもっさい仕事をして箱が破損し、そのためフランス国内で遅延しまくり、うちとこ届いたんはつい先日やけどな。

 

娘にはヨーロッパの野鳥図鑑。

息子にはフランスの歴史の本。

両方ともなかなか面白いんで、うちの仏語は超低レベルしかわからんなりに眺めてみた。

 

歴史の本の表紙は、これ。

うちがわかったのは、ルイ14世とナポレオンとヴェルサンジェトリクスだけ。

ヴェルサンジェトリクスはユリウス・カエサルと闘ったガリア(古いフランスの呼び名で当時は蛮国扱い)の若き英雄…なので、立派な面々の中でひとりだけ野性味溢れてるニヤニヤ

 

まぁ、フランスの歴史も戦いだの殺戮だのの連続やな。歴史とは戦いなり。

 

そして時代が近年になると2度の世界大戦の記述が出てきた。ヒトラーも写真入りで登場。

フランスって戦争弱いからな…ド・ゴール将軍がパリの凱旋門を背景に解放されたパリを歩く写真が嬉しそうに掲載されてた。

同じページに、非常にうちの興味を引くポスターが載ってた。

これ↓

仏語を丁寧に読み解く努力を放棄して、テキトーに推測すると、WWIIの最中かその直後かに作られたものやないかと思う。

まぁ、国民達に「どっちがヨロシイ?」と迫る物ね。

右側はとってもわかりやすい。

フランスという家を支える

  • 柱が「学校・教育」「職人」「農民」「兵士」
  • その土台が「躾・自制・自立」「秩序」「節制・貯金」「勇気」
  • さらにそれを支える基本が「仕事」「家族」「愛国心」

である、というもの。

 

そして左側が酷いことになっとりますね。

家の名前が「フランスと仲間たち」と掲載されてる(夫に尋ねた)。この仲間たちというのは「company」で、フランスだけやなく雑多なる物がくっついた状態かと思う。

こっちの家は土台が有象無象に破壊されて、家の窓は閉じられ煙突から炊ぎの煙は出ていない。

この有象無象が面白いな〜と、辞書で調べたり夫に尋ねたり。何がフランスの土台を破壊してるのかと言えば、

急進主義、エゴイズム、共産主義、資本主義、投機、デマ、デモ、ユダヤ人、無秩序、甘やかし、議会、反軍隊

などなど。全部はわからんかったけど、何が言いたいんかその気持ちはよ〜くわかる爆  笑

 

あの時代、多くの混乱と惨事と流血で社会がぐちゃぐちゃになった。それを立て直すためには、そもそもの基本が大切や!という思いが非常によく伝わってくるポスターやな。

 

このポスターでとっても気になるんが、左右の家の空に描かれている星。

右の星はECを表してんのかな〜?と推測できても、7つ星やからよくわからん。それより左側の空には六芒星の中に黒点が3つ。なんなん?これ真顔

六芒星がユダヤ人を表すとしても3つの黒点が不明。夫に尋ねるもやはり歴史に疎い男は何も知らず。

義父母とラミィキューブのオンライン対戦したついでに尋ねてみるも、義父すら知らず。でも有能で負けず嫌いの義父はオンライン対戦しながらこのポスターを調べてくれた。さすが義父、おおきに〜!

 

六芒星はユダヤを、その中の3つの黒点はフリーメイソンを、そしてボロボロの赤旗は共産主義を示し、いずれも外国からの干渉を意味してる。これらが「フランス&company」のcompanyの正体。

7つの星はこれら外国からの干渉と戦ったフランスのペタン将軍をあらわしてる。

きちんとした家の中に人が住み窓を開いているんは、幸せな生活の意味。

 

うわぁ…むっちゃよ〜くわかるわぁ真顔

これ、今にも通じるやん。

てか、まさにメリケン版で同じのん作れるやん。ユダヤ人はともかく、シナ様が手ぐすね引きバイデンジャンプと奴隷所有者子孫カマラ・ハリスのイラストも入れて。

 

ユダヤ人全員が悪いとは思わん。

ジャレッド・クシュナーはイスラエルと周辺の和平に義父トランプの力も使って貢献した。

せやけどザッカーバーグみたいなのはユダヤ人嫌いを煽るだけ。せっかく才能活かして新しいインフラ作り上げ、自分も巨万の富を築いたのに、それをフェアに活かさず検閲開始するんやもん。ただでさえいじめられっ子な顔してるんやし、そこへエラそーにあんた何様いきなりいじめっ子かよ真顔な検閲したらリアルで顔に拳骨喰らうで。公聴会にまた呼び出して奴が泣くまでうちが責めまくりたいわ〜

 

それはともかく。

フランスが国家を立て直そうとする時の愛国心を鼓舞するポスターが今にも通じるものがあって、非常にしみじみした。

で、面白いのはこのポスターに宗教が混じってへんところ。

当時はまだまともなカソリック信仰が広く残ってたかと思うんよね。それでも宗教やなく人々の誠実できちんとした姿勢と現実に即した行動こそが国家を支える、と示してるのはなかなか見事やとうちは感心する。

 

フランスの歴史の本にも、ところどころキリスト教の影響が掲載されている画に出てた。

ローマ時代には迫害されたキリスト教が力を持ち、やがて法皇がフランス国王を認証するという形で神の権威が高まり、そしてナポレオンが法皇よりも皇帝としての自分の方に力があるんやとアピールして。

 

キリスト教の強い影響から脱出できてめでたいとフランスを褒めてあげよう。

これからの世界は人類のガンである極左の共産アナーキスト教と戦っていかなあきませんね(๑•̀ㅁ•́๑)✧

 

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