インコのカゴの底に敷くのに、新聞紙を使ってる。
かなり前にそれ用に買った大紀元(Epoc Time)とか、宣伝かどっかの誰かのを間違ってうちのとこに放り込んできたLA Timesとか、大量にあった新聞もいつしか全部使ってしもた。
ついに毎週入る派手なチラシ(と言っても紙質は新聞っぽいの)をカゴ底に敷くようになった。
なので、夫に「大紀元買ってきて〜。LA Timesより紙質エエから」と頼んだ。
そしたら「大紀元は売ってへん、LA TimesかOC Registerのどっちがエエ?」と聞いてきたから、即座に「OC Register」と答えた。
帰宅後夫は「なんでOC Registerなん?なんでLA Timesやったらアカンの?紙質似たようなもんや」と微妙にからんでくる。
ふっ…うちがNY Timesをシナ犬極左とけちょんけちょんにけなすから、その流れかと疑心暗鬼になっとるんやな、このお花畑野郎め
いや、地元新聞読みたいから。地元に貢献したいから。
と、あっさり言いましたー。
LATもせっせとリベラル称賛街道驀進やし、距離置きたい関係…。
OC RegisterもTimes系から記事を買ってはいても、地元紙ってとこが大きなポイント。
なんだか微妙に読みやすいねん、英文も。NYTみたくいきった単語や言い回しをあまり使わず、全然気取ってへんのが移民おばはん向けちなみに$2
昨日買ったんで、昨日の一面でございます↓
トップ記事は景気回復はV字形なのか、ナイキのしゅーん(ロゴ)形なのか、を論じたもの。
どっちみち回復するという点では一致してても、すぐか3年くらいかかるのか、が相違点。
えっと…商売によってはV字回復やったりナイキロゴやったりするんやないですか?
センター飾ったんは、エンジェルスタジアム周辺のリフォームやね。
そしてこちらは3ページ目にあった心温まる記事。
なんと、こちらの老夫婦は、結婚70周年を迎えたっちゅーの
夫95歳、妻91歳のカップル。夫は先の大戦で従軍しドイツ・フランスに行ってる。退役後に大学に戻り、そこで未来の妻と出会った。
2枚めの写真ではご近所の友人が自転車で通りがかってる…友人もじっさまやな当然か。でも服着ようや
彼らのお住まいは1軒軽く数億円する高級エリア(60年前なら、少しだけハイソって感じか?今は一般人はなかなか買えんで〜)。
何にせよ、従軍して過酷な欧州戦線を経験した人が妻と幸せそうな老後を迎えてる姿を見るんは、胸が熱くなるねぇ。
仮にこの人が白人至上主義者であっても、戦場を含む95年生きてきた経験故としたら、うちは許せる。マジでエラそ?
さて、お次は世界中が気になる案件のローカル版。
武漢ウイルスの感染者数と1万人当たりの感染数 in Orange County
1万人あたり39.7人で発症者数で一番のサンタ・アナはオレンジ・カウンティの都…そしてヒスパニック系住民の都。貧富の差が大きく、安全なオレンジ・カウンティでは犯罪最多発地域(LAに比べるとすべてがしょぼい)。
2位はアナハイムは1万人あたり35.3人、3位のシール・ビーチは30.3人。
アナハイムはラスベガスっぽいんよね。商業地区の印象が強く、ディズニーランドやコンベンション用施設もあるし、野球エンジェルス・スタジアムやプロホッケーのHONDAセンターもある。
高級住宅街もあれば、埃っぽい雰囲気もある。
たくさんの人が往来するから、必然的に感染者数が増えてもしゃーないか?て感じ。それなりに大きな都市やしな〜。
3位のシール・ビーチは…うちにとってはそこはかとなくヒッピー雰囲気のある、さびれ加減に味のある市やと思ってるねん。ホテルやなく漁村宿に滞在するような渋好みサーファーって言うたらわかる?
が、あんな細い海岸沿いの、人口が少ない市で、武漢ウイルス発症者多発とは。
かつてSummer of Loveでヒッピーパワーを満喫した世代と、その子供らがBLMデモにこぞって参加したと勝手に判断して良いかしら?
過去のOC Registerのデータを掘り起こしてみたら(下図)、6月11日は1万人あたりの感染者数で、サンタ・アナは50.8人、アナハイムは41.2人と現在よりずっと多かったのが、シール・ビーチは23.1人で現在の方が増えてるやん。
そして、これ。
BLMデモ開始直前の5月下旬には武漢ウイルス収まりかけか?と期待してたのに、乗り遅れるなとLAに遠征デモしに行った奴とかおったんかねぇ…。
咳と熱出て「いや、ちゃう、武漢ウイルスちゃう風邪やっ」と自分を誤魔化してきたものの、やっぱりヤバいと検査を受けに来始めたんが最近?
編集部に届いた読者の声。2番目に注目。
「恐怖やなくて事実を」と怒りの声が届いておりまする。
貴紙の6月22日付け記事によると、武漢ウイルスの死者が全国で162人とあるけど、これは4月のピーク時より90%も下がってるし、オレンジ・カウンティではゼロやった。なのにおたくは無症状患者の数に基づいたパニックじみた見出しを今だに出してる。欲しいのは事実で、恐怖(を煽る)じゃない。
もっともやわ〜。禿同やわ〜。
報道機関は今後一切「推測」や「観測」は異なる視点の専門家意見を複数併記し、編集者による「波紋が広がりそう」や「批判を浴びそう」は誘導文句として禁止すべき
OC Registerは読者の声欄にちゃんと上の意見を掲載したのはエライと思う。社内でもそういう意見あるんかな。
メディアってセンセーショナルな事件とか恐怖とかで衆目集めることができるから、どうしてもそういうネガティブな衝撃を紹介したいんやろうね。
うちらに必要なのは、実際の数字(先程の感染者数表)であって、そこから読者がうちみたいに「デモ行った奴らが寝込んでるんちゃう?」てそれぞれに好き勝手に判断したらエエと思うねん。
これをメディアが勝手に、例えば「この数値の変移は、政府が緊急支出をケチったからである」と誰かを批判する方向へ捻じ曲げた批評を載せたりすると、ややこしくなる。
と、久しぶりに買ったOC Registerでかなり色々楽しめた。
特に知ってる地域に結婚70周年の夫婦がいるなんて超ローカルな話を読めたのは良かった
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