すごく面白い記事をネットで発見したんで、共有したい。
非常によくまとめてあり、しかも最後には魔女狩り旋風の隠された要因まで考察してあり、トドメには笑える余談付き。
この魔女狩り・魔女裁判の様子を知ると、そう…現在吹き荒れているBLM原理教旋風とかなり相似性が高くて、ひたすら驚きよ
上のリンクで全文を読んでもらうんが一番エエねんけど、やはり時間が無い・面倒くさい方のために簡単に抜粋要約。
集団ヒステリーが起こると、人間はどれだけ理不尽で非論理的になるのかを証明する歴史的な例である。セイラム魔女裁判とは1692年3月から1693年5月に発生した件を指す。
- 清教徒(ピューリタン)が作っていた理想郷に、世俗化した教会多発。
- 英国から逃げてきたのに、事実上英国直轄植民地となってしまう出来事あり→大きな怒りや不満、そして失望
- セイラム村は港湾都市セイラム町に支配されているような状況であり、両者の間には大きな格差が生まれ、資源・政治・宗教をめぐる争いが頻発していた。
- 村が発展しない(セイラム町と比べて圧倒的に貧しい)のは「村に悪魔が取り付いているからだ」という考えに陥りやすい人もいた。
- 1961〜1962年の冬、3人の思春期少女達がコックリさんをしていた。その後、少女たちは奇妙な行動をとるようになり、医師が「悪魔の仕業」と診断する。
- 少女の親のうちのひとりが、家の使用人(奴隷)であったアメリカ原住民女性を尋問して「ブードゥーの妖術を使ったと自白」させる。
- 少女達はどんどん「魔女」達を名指し告発していき、裁判で容疑者達が魔女認定されていく。
- 告発がセイラム村の外へ広がりだし、少女たちはハーバード大学長の名高い牧師を告発→裁判所の判事達「もう沢山だ」
- 少女たちはマサチューセッツの総督の妻までをも告発→総督はこの事件に介入して特別法廷を停止。
- 新しく上級裁判所を設け、怪奇的証拠をすべて却下し、裁判中の53人を解放し、死刑宣告の5人と有罪となった3人にも恩赦。
- 1693年5月に、総督は魔女として収監されていた全員に恩赦を与えた。
これ、まさにBLM運動を彷彿とさせへん?
1の「(宗教の)理想郷」てところから、元々色んな意味で信じやすい人々が住んでた。この人達は経済発展による札びらで物事を動かす風潮にうんざりしてはったんよね。つまり、理想を求めて静かに暮らしたいところへ、経済発展(現実)が押し寄せてきた。
そして3の時に経済的格差が不満を生んでる…宗教の理想を求めつつ「貧乏はヤダ」てなるんは人間のリアルやな そして清貧に甘んじるより「なんであいつらリッチやねん」て不満が蓄積。
そうして、村が発展しない理由を地勢的な原因(実態の客観視)やなく、悪魔のせい(感情)にする人もいたという下地。
えっと…原因と結果を感情フィルター通すことで歪めてるの、何かとまったく同じちゃう?
さらにトドメが、魔女告発が年若い少女達になされた点。
まったく何かと同じやな?
『裸の王様』と同じ構図もあり、大人は誰も「はぁ?魔女? なめとんか」と指摘できないままに事態がひたすらエスカレートしてった。
引用した記事がさらに面白い指摘をしてるねん。
誰がいつ何処で自分を魔女と告発するかわからない状況が続いて行く中で、人々は戦々恐々とした毎日を送っていくことになり、その結果
- 告発する前に告発してしまえ!
- 魔女として告発する側にまわってしまえば後発されないだろう
という心理状態が生まれ
Aunt Jemima? ライアットゲーム社? 英国プレミアリーグ?(後述)
つまり、「自分はBLMサポートしてますっ(•̀ㅁ•́;)✧」て側に立つことで、焼き討ちに遭うんを避けるという。
まぁ気持ちはわからんでもない
うっかりBLM狂気を無視して本来の仕事をしたアトランタのポリス達はクビされた上に、彼らを司法局が起訴するんやもん
魔女裁判でも裁判所が「あんた魔女」と無実の人を断罪したのとまったく同じ。
魔女告発の隠された背景として、少女達の親のひとりであった牧師が村人から嫌われて収入が減ってた件や、別の親は実力者ではあったけど、権力低下に直面してたとも言われてる。
告発者の親達ともなれば、結構肩で風を切るような感じになったんちゃう?
これを魔女狩りGoGoにした大きな隠れ要因とすると、現在のBLM狂騒にも権力闘争かそれに似た隠れ要因があると考えると非常に納得が行く。
むしろそういう隠れ要因無しにここまでの大騒ぎにはなれないと考えるのがまとも(本当に黒人の命が無下に殺されているのを嘆くのなら、犯罪に巻き込まれて最近殺害された無辜の黒人達をもっと取り上げているはず。ジョージ・フロイドだけ聖なる殉教者に崇めているのが奇妙である)。
米国内が揉めて嬉しい人や、警察組織弱体化で嬉しい人は、誰やろな。
トランプ大統領を証拠ゼロなロシアゲートでメディアと民主党が追及してた時、トランプは「魔女狩り」て言葉使ってた。やっぱりあっち系の人達って魔女狩りするん好きやねんな。
さて、このセイラム魔女裁判から学ぶと、現在のBLM原理主義による魔女狩り&自主規制は簡単に終われるものでも無さそうと、ちょっとがっかり。
魔女裁判終息のきっかけは、上の要約での9。少女達が「一番エライ人の嫁はんも魔女にしちゃえ〜オモロイ」と調子こきすぎた結果。
その直前の8でハーバード学長までをも「こいつ魔女っ」て言うてるから、さすがに「エエ加減にしろ、このクソガキども」てムードが高まってはいたんやろう。
全米のあちこちに湧いて出た“自治区”とやらのやらかしが「エエ加減にしろ、このクソガキども」のきっかけになるんやないかとうちは期待してる。
CHAZ(CHOP)がらみのツイート見たら「ここで騒いでるガキどもの親は、さっさと自分のガキを連れて帰れ!」てのがあってワロタ。
集団ヒステリーに罹る人間と、罹らない人間と。
何が違うんやろかー
集団ヒステリーによる派手な魔女狩りって日本史上あらへんよね、そういや…。
そうそう、先に英国プレミアリーグと書いたのは、週末にライブで見てびっくりしたから。
なんと、全選手がBLM教の聖句を背中にしょってプレーやねんで〜。
まぁ、この聖句のおかげで「あれ?これ古い録画ちゃうやん!」て気づけた
この聖句をしょってる黒人選手にショルダーチャージとかイエローカードとか…すごくやりにくくない?
ルールに則ってても、審判(裁判員)が「こらっ、黒人に暴力はアカンやろ!」とか。
人種関係なく全員が不自由になりギクシャクするBLM原理主義が早く終わりますように〜。
無観客試合なんで、録音した歓声(軽いブーイングも有り)を流してたのは面白かった。
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