しばらく前に、Juneteenthをトランプ大統領が知らんてのをバカにするようなニュースがあったような。
トランプのおやっさんが「なんやそれ」みたいにツイートしたと思う。忘れた。
うちも「なんやそれ」て思ったんで、ググってみたけど…いまいちパッとした結果が出んかった。
なぜなら「JuneTeeth(6月の歯)」やと勘違いしてたから
そして夫から連絡が来た。
「6月19日の金曜日はJuneteenthでお休みと、会社が通達してきた」
(゚Д゚)ハァ?
夫は通達メールを転送してくれた(本人は説明するんが面倒くさかったと思われる)んで、読んでみた。
つまるところは、奴隷解放おめでとうの日 やった。
ググったら、テキサスではとっくに祝日扱いになってるやんー。
BLMの影響で、いそいそとこの日を持ち上げることになったんやな。全米が感動の嵐に包まれる日やな。
でも、この日はつい最近までほとんど誰も気にする人はおらへんかった。その証拠に…
黄色まるの日のカレンダーに、記載無し。
誰に役立つのかって日(上のカレンダーの部分では、満月とか夏の開始日とかカナダはケベックの祝日とか載ってる)が記載されてるカレンダーにすら無かった。
ま、来年分からはきちんと載りますねー。でないと焼き討ちに遭うしねー。
たださ、奴隷解放は南北の経済戦争の結果なんやけどね…。
当時「人を奴隷として使うなんて」という思考が今みたいに一般的やったわけやないし。
北軍は奴隷解放してその人たちをも経済の消費者としたかった。
南軍は奴隷を格安労働の担い手として使いたかった。
あら、何か今に通じる構図ちゃいます?
人民の数だけはやたら多いシナ様を消費者としたら巨大マーケットになると思った(金あるの都市戸籍だけやん)。
シナ様の人民を格安労働の担い手として使いたかった。
つまるところ、戦争だの援助だのの背景には、お金持ちがよりお金を稼ごうとするための経済的もくろみ&暗躍があるんかな〜と。
BLM魔女狩り真っ只中にこっそり匿名ブログで言っちゃうと、奴隷解放っちゅーても、奴隷自身が活動して運動して戦って勝ち得た結果やなく、経済戦争で白人同士が戦った結果ってのが、微妙。
正直でごめんな〜
黒人奴隷に対して酷薄な奴もおったやろうし、親切な農場主もおったやろう。
開放されたい奴隷もおれば、優しい主の元で結構幸せに暮らしてた奴隷もおったやろう。
どっちにしろ、離れた場所にいる奴隷同士が連帯を組んで自由のために戦うぞ!みたいな状況では無かったと思う…スマホどころか電話もまだ一般的やなかったし。さらには黒人奴隷を持つ黒人もおったし
てことで、奴隷解放自体は大きなマイルストーンではあるけど、アメリカの歴史でお祝いすべき日なのかというと、派手にするのはちょっとアレって気がする。そもそも白人様が奴隷制度終わらしたで( ̄ー ̄)bグッ!な日やし。
奴隷、奴隷って、もういつまでご先祖を奴隷と言い続けて「黒人は可哀想」て主張せないかんのか、わからんもん。
アメリカの日系人なんて差別の中勤勉に労働して着実にアメリカ社会に根っこを下ろして来たのに、日米開戦したってだけで敵性人種と見られて、強制収容所へぶち込まれてるねんで。
ドイツ人やイタリア人にはそんなことしてへんのに、日本人がアジア人(で勤勉)ってだけで、米国生まれで市民権持ってる日系人まで、手に持てるだけの財産のみ許して住居から追い立てた。
そして日系アメリカ人の尊厳を取り戻すために戦ったんは、日系人の子弟。
壮絶な死亡率を出しつつも、後に米軍史上最も勇敢とされる日系人部隊が欧州戦線で激闘し結果を叩き出した。
その結果、日系アメリカ人への差別払拭と地位の復権につながった。
しかもトルーマン大統領に「諸君は敵のみならず偏見とも戦い勝利した」と言わしめたって、すごくない?
Juneteenthとやらで夫の会社がお休みなのは嬉しいけど、本当に差別と戦うとはどういうことか、を考えるなら、日系アメリカ人の苦闘をもっとアメリカは伝えるべきやと強く思う。
【補足】この記事の趣旨は、目標が胡散臭くなったポリコレBLM運動への批判。奴隷制度下の黒人達が自分たちの力で奴隷解放へ持ち込めなかったのは当時としては当然だと思う(日系人のように固まって行動することが不可能な上に、連携手段がほとんど無かったから)。よって、黒人の能力うんぬんじゃなく、現在消えない人種差別を利用する輩への怒りがこの記事を書いた動機。
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