昨日から今日にかけて、アメリカ航空宇宙史上にまた新たな1ページが記された。

 

NASAがSpaceXの有人ロケット・クルードラゴンを打ち上げたのが、昨日。うちら一家もわくわくして打ち上げ中継を見た。

そして夜中に目が覚めてちょっと寝付けんかった夫は、ちょうど宇宙飛行士が乗ったドラゴンがISSとドッキングするのをNASATVでライブで見て感動しとった…このシーンはデジ録してくれたんで、うちも午前に見せてもろた。

昼を過ぎて、ドッキングしたドラゴンとISSのハッチが開かれ、宇宙飛行士達が感動の出会い…これはNASATVのライブで見た。

 

現在ISSには3名が長期滞在してるみたい。最大6名まで滞在OKらしいんで、そこへ今回の宇宙飛行士2名が加わるんやね。

長期滞在のうち2名は感じの良いロシア人(写真左2人)で、1名がアメリカ人。

今回アメリカ人2名(写真右2人)が加わるから、いきなりISSはアメリカ勢がどばっと増えるんやね。何語でしゃべるんやろうねニヤリ

 

 

 

NASAが自力で最後に有人打ち上げをしたのが、2011年。

それから9年間、ISSに人を送りたければNASAはロシアに頼むしかなかった。

今回はスペースXがロケットを製作したのを使いNASAが打ち上げたから、アメリカ人だけでミッションを成功させたという部分が非常に重要なポイント。

 

2011年。

当時の大統領はバラク・オバマ。2008年就任してオフィスに入ったのが2009年初冬やから、2011年打ち上げのプロジェクトはすでに動いてたわけね。

でもその後のNASAの予算は有人飛行予算は思いっきり削られ、机上の研究重視にせざるを得なくなった。実質的に、自力で宇宙へ出られへんようになってしもた。

 

現在、トランプ大統領。

昨年だっけ、「火星へ有人飛行する!」てぶち上げたね。2024年までに月にも人を送るアルテミス計画が2017年から稼働した。

NASAも予算が戻って、さぞ活き活きしてることやろう。

 

うちの勝手な考えやけど、今回一般企業であるスペースXを使ってのプロジェクトは、NASAにとっては歯がゆいもんやったんちゃうかな、と。

スペシャリストである自分たちだけでは計画を実行できず、自分たちが足踏みしてる間にスキルを蓄え機材の分野で追いついた一般企業と協力せないかんかった。

 

商業とNASAが協力する、というのもある意味マイルストーンではあるけど、もしオバマがNASAの有人開発予算を大幅に削らんかったら9年の間に月へ人を送って月面基地の構築開始できてたかもしれへん。

 

なぜにオバマはNASAの有人開発予算を削ったのか?

と考えて思いついたんは…やはりシナ様のため? NASAが足踏みしてる間に、シナ様が宇宙開発のノウハウ蓄積して追いつけるやん。

実際、2011年にシナ様ってば宇宙ステーションの雛形となる天宮1号を打ち上げ(2018年に制御不能になって落ちた)、2022年までに天宮宇宙ステーション完成を目指してたとか(ウィキより)。

オバマはスペースXに大金で支援したよと夫が教えてくれた。

いや…私企業よりも素直にNASAにそのお金を与えたら良かったやん。

なんでや?と考えたら、連邦機関であるNASAよりも私企業であるスペースXからの方が情報を盗みやすい環境にあるからかな、とか。

 

トランプ大統領が昨年末に世界初の宇宙軍を創設したのも、宇宙進出では絶対にシナ様に負けたらアカンて理解してるからやろう。

ロシアとは協力できても、シナ様は出し抜くことばっかり考えるから取引だけで信頼不可能やしな。

あんな輩が月面基地を先に作り出したら大変よゲロー

 

陰謀論はともかく、私企業でもロケットを作ることができるようになった21世紀。

宇宙への進出は加速度が付くんやろうね。2033年を目指してる火星有人探査がぜひ無事実現してほしいもんです。

 

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