何がって? て、週末に行ったランカスター(&パームデール)ね。
数日前の記事に載せたグーグル・アースの写真の通り、ほんまに砂漠やったもん。
再掲っ。
住宅街を通り抜けたたらば、ほとんどの家は芝生が枯れ気味やった。
せやからすごい広いサッカーフィールドがいくつもあるとこの芝生を頑張って緑色に保ってるってことは、相当な水を使ってるんやなぁと気が遠くなったわ。
ただしゴールキーパーの立つ場所はどこもハゲまくり。しゃーないね。
そして、住民達には悪いけど、うち…絶対に住みたくない土地やなぁと強く感じた。
だってほんまに何もあらへんねんで?
あるのは、チェーン店系を集めたモールがほとんど。地元民経営な小さいお店もあっても、とにかく情緒が無い。
いや、情緒で言うならば、広大な砂漠と遠くに連なる山はなかなかに迫力があって、朝焼け夕焼けには胸を打つ光景が見られそう。しばらく前の大雨で、高い山々は上部が雪化粧してて美しかった。
とは言え、砂漠が大好きでないと辛いで〜。
何もないだだっ広い砂漠の間を貫くまっすぐな道路を移動してたら、西部開拓時代ってこんな感じ?と勝手に思ってみたり。
砂漠っちゅーても、一応植物が頑張って生えてる。
ジョシュア・ツリーって言う、見てると何かこっちがしんどくなるような頑張りまくりの木や、乾きまくりの灌木。
そうして現実的なうちが気になるんは、おうちのお値段ね
絶対に安い!
と思って調べてみて、あらびっくり。
思ってたより2倍近く値段するやん(←ちょっと酷い?)。まだバブル残ってるからか。
例えばこの家。
299,900ドルやから、簡単に考えても3200万円はする。
最後に買われたのは183,500ドルで1995年。
20年で倍近くになってるね。
でもこの家って…よっぽど人嫌いなんか?てくらい周囲に何もあらへん
室内はリモデル前で古臭い。いっそ建て替える方が良いわ〜。ただし、結構立派な屋内プールがあるという裏技
そしてこちらは見た目が可愛いけど、やはり孤独を好む住人向けの家。
赤毛のアンの家も村外れやったとは言え、美しい四季ある自然に囲まれてたからアンは窓からの長めや通学路をいつも楽しんでたね。
もちっと普通の住宅街にある、うちとこと近いサイズの普通の家を見てみた。
裏庭広そう?
引っ越し済みなんでガランとしてます。
気になるお値段は、2012年に135,000ドルやったのが、現在284,900ドル。
たった6〜7年で倍以上なんて、もろバブルやな。今が売り抜けるチャンス
チャイのバブル崩壊間近が囁かれる今、あちらさんの住宅爆買い(現金で頬を叩いて買っていく)も今までみたいなパワーを見込むのは素人のうちでもしませんよ、ええ。
バブルが弾けたら、ゆったり豪邸に住みたい人ならお買い得かもね〜。在宅ワークOKで人嫌いならなおさらお勧め
日本では大阪や京都にしか住んだことあらへんし、渡米後もごちゃごちゃしたエリアにばかり住んでるんで、ランカスターやパームデールの住民の気持ちがわからん。住めば都で、仲良しと楽しく自宅プールしたりモールへ行ったりサッカーしたり、て感じか。
あ、小汚い(そんなん言うか?)バーガー屋で食べたランチがすごい美味しかったわ
あのあたりの住民はむしろLAに来たら「空気汚い。何もかも狭すぎる。ゴミ多い。派手過ぎ。ペッ」て感じるんかもね。
果てしなく広がる広大な空き地(?)を見てたら、ここにディズニーがスターウォーズランドでも作ればエエのにって思った。
実物大スター・デストロイヤーでも建設してホテルにするとか…できそうよ?さすがに無理かな?
ルークの生まれ育った惑星タトウィーンの再現も楽ちん子。
50kmの距離を高速移動するジェットコースターも簡単に設置可能。
不便なロケーションは、LAからノンストップの直通特急ギャラクシー電車を引けば克服できるやん。そうすれば観光客もストレスなく参上可能。
地元に雇用が出来るし、ホテルも増やせるし、観光客で潤うし、ウィン・ウィンではないか、と。
ただひとつの、かつ巨大な問題は…水の確保やなぁ。
てなわけで、車で2〜3時間(関空から京都市内へ行く程度。山越えするのは同じ)の距離にあるところがまったく異なる土地やったのが、すごーくインパクト強かったです。はい。
あ、帰り道ね、途中で突然大渋滞が発生してた。
グーグルGPSが渋滞による遅延回避ルートを教えてくれたんでそっちへ行ったら、同じ情報を得た車でマイナーな道路が渋滞したわ
それでも1時間近くのロスをまかなえたんで、ビバ現代文明
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