かねてよりの謎やねんけど、フランスの室内の鍵って、こんなのやねん。
鍵穴に、シンプルな鍵を差し込むタイプ。
初めて見た時は、ぎょっとしたやん。
おもちゃか? 冗談か? 骨董品か?って真剣に思った。
でも、これ、大真面目に普通に使われてるねん。
部屋の鍵だけやなく、トイレの鍵も、これ。
急いでる時とか、なんか使うん怖かったわ
で、親戚んちあちこち行ってみると、どこもこんな鍵やねん。
てことは、これが普通みたいで。
なんで!?
アメリカの室内鍵ってドアノブにプッシュ式で日本と同じ。
っちゅーかさ、うちが可愛い小学生やったはるか大昔の日本でも、すでにトイレのドアノブにプッシュ式ロックがあったん覚えてるって。
どう考えても、日米のプッシュ式ロックの方が簡単で使いやすくて便利やん。
うっかり子供がロックしたとしても、簡単に開けられる。
このフランス式のロックやと、子供がうっかりロックした時が面倒くさい。
ロックしたあとに鍵を鍵穴から抜いたならば、簡単に解除できる。でも問題はロックして鍵は差し込んだままって場合。
非常に面倒くさくなるとか。
2歳くらいの子なら、おもちゃ感覚で鍵を回してロックして、そのまま放置しそう…でもって、意思疎通に言葉は十分やないから、いつまでも鍵穴から鍵を抜かへんとかありそう
なぜか、おフランスではこんな危険な鍵を未だに普通に使ってる。
部屋もトイレも浴室も。
夫に聞いても「そう言えばそうやな。なんでやろな」で終わり。
もっと問題意識持てや。
もうひとつの軽い疑問。
今日は遊園地へお出かけしたんよね。ああいう場所ってファミリーカーが大集合するやん?
日米ではメジャーなミニバンのスライディングドアが、ひとつも見つからんかったよ
義父母が買ったミニバンも、あえてアメリカ式でスタイルを言うならSUVになる…かな。スライディングドアとちゃうから。
フランスの町並みや道路は狭い。
ガレージや駐車場所も結構狭い。
せやのに、なんで便利なスライディングドアの車があらへんの?
すごい疑問っす。
うち、子連れならば絶対スライディングドア!と思うもん。
この前の冬、うちが車内で眠ってしまってる時、夫はうちとこの日本車ミニバンとまったく同じのを近所の街で目撃した。
フランスでは売られてへん。
やたらでかく見えたらしい…ってか、フランスのミニバンと比べるとかなりでかいし。
持ち主はどんな手間を掛けてでもスライディングドアが死ぬほどほしかったんかもな〜。
義父母んちのガレージには入らへんで、あれ…。
てなわけで、変なとこで便利さを排除するフランス人が理解できへんっちゅー話でした。
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