夫と子供たちが自転車で近所を走りに行った。
はぁ〜、静かで平和な一時やわ〜と喜びを隠しきれないおかん。
と思ってたら、息子が先に帰ってきた
なんかね、庭で痛いアピールしてるねん。
あー、またなんか演技してるわ…とあまり気にしないおかん。
一応「どないしたん?」と玄関のドアを開けて聞いてみる。
息子が言うに、自転車のペダルが脚に当たってしまって非常に痛いとかなんとか。
ほんで息子は庭の芝生の上で転がってうめいてる。
「あっそう。ほな、ハエが入ってくるから」
と優しく言うて、息子は芝生の上に放置のまんま玄関のドアをそ〜っと閉めて室内に戻るおかんです
いちいち奴の演技に付き合ってられまへんがな〜とスルーするおかん。
さて、小さい子が「ママ、見て見て見て見て」と見て攻撃を激しくかけてくるのはよくある話。
うちの息子はもう10歳になったのに、まだ「ママ、見て見て見て見て見て見て見て見て見て」とお前はお隣の3歳坊やかみたいな攻撃の手を緩めへんのよ。
浜辺で穴を掘っては「ママ、見て見て見て見て」やし、自宅でレゴを組み立てては「ママ、見て見て見て見て」やし、おもちゃの銃で的を狙って撃つ直前も「ママ、見て見て見て見て」やし。
疲れる。
ちらっと見てから「見た」という冷たいおかん。
時には息子と娘ふたりから同時に「見て見て」とドルビーサラウンドもある。
この「見て見て」攻撃は、子供の承認欲求らしい。
親に見てもらうことで愛情や絆の確認をしたいとかなんとか。
特に母親から見てもらうことは、子供にとってポイント高い模様。
5歳の娘はわかるけど、10歳息子もまだ「見て見て」攻撃するか?
笑うんは、おかんがチラ見で「見た」と冷たい一言でも、それで息子は満足するとこ。
それでエエんか?
逆の意味でちょっと疲れるおかんです。
なので、時々息子や娘におかんから「見て見て見て見て」逆攻撃してみたりする。
そうすると、娘はまだ若いから「わぁお、ママすご〜い」と反応してくれるけど、息子はおかんから受け継いだスルースキルを活かして「うん」と一言で終わらせてくる。
もっと反応しろや、こら
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