日本がワールドカップの決勝トーナメント行きを決めたね。

おめでとう〜!

 

で、決勝トーナメントへ行くためにはポーランドとの試合に引き分け以上の結果を出さにゃならんかったけど、後半でポーランドに先制点を奪われた。

 

後半が終わりに差し掛かったとこで、同じグループのコロンビアvsセネガルで、コロンビアが得点して1-0になった。

 

そこで、日本はこのまま時間つぶしをして、ポーランドとの試合には0-1で負けても、結果的にはグループ内で2位を確保して決勝トーナメントへ行くっちゅー作戦を取った。

 

びっくりポーン

 

試合時間は10分以上…実際は15分はあったと思うけど、延々身内でボールを回して攻める気配ゼロ。

お相手のポーランドも攻める気配ゼロ。

お互いに時々ちょっとした小競り合いをしてみるものの、パフォーマンスでしかない。

場内は大ブーイング。

TVの解説も「お客さんたち、高いお金払って遠くから来てるのに…」て失望感ありあり。これ以上解説することもあらへんな〜ってちょっと無言になったりもして。

 

うちの夫も「君ら、これってスポーツマンシップに反するやん」て不満そうに言うとった。

 

でもね真顔

 

実はうち、この試合2回見てるねん。

1回目は午前に前半見て、午後に後半見て、って感じで都合の良い時間を狙って録画しといたんを見たんよね。

 

夫が帰宅して夕食時に一緒に観戦したのが、2回目。

 

時間つぶし作戦ね…これ、ポーランドから「どないや?」てオファーがあったとうちは確信したよ。

日本はまだ攻める姿勢やってん。

それが、ポーランド陣営からのキックとなった時、ポーランドがボール回ししたんよ。その雰囲気が攻める気配ゼロ。

で、日本側が動くもんやから、ポーランドも攻撃には出る。実際、日本陣営に鋭く攻め込み、ゴーリー川島がかろうじてセーブした。

 

この後も、ポーランドはゆる〜い態度でボール回しをディフェンダー4人でちょろちょろっとやってから、ゆるゆる攻め上がった。

 

うち、2回目だからこそ「おや!?」と感じたよ。

 

口には出さずに態度で、ポーランドは取引を申し出たんやろう。

 

ポーランドは2連敗。FIFAランキング10位(←訂正・最新情報では8位)が号泣中。

ここで日本相手に1勝でもすれば、少しは面目も立つし勝ち点3が記録に残る。

日本が必死で食らいついてうっかり同点にでもされたら、1分け2敗で勝ち点1のみ。

どのみち決勝トーナメントへは行けないことが確定してるんやったら、目の前の日本に花を持たせてやろうか、みたいな?

 

ただし。

みっともないボール回しは日本側でやって泥をかぶれ。

決勝トーナメントへ行かせてやるんやから。

 

そんな感じかなぁ。

 

こずるい作戦に出た日本のやり方を汚いと言う人もおるやろう。

でも目的のために泥をかぶるのは、大人でないとできへん。

『キャプテン翼』では、永遠に爽やかな主人公は絶対にそんな手段に訴えることは無いやろう。

昔読んだ『シャンペン・シャワー』て超愉快なサッカー漫画では、マルロってサブキャラが手段を選ばず勝利を目指して、“汚い大人”の悲哀をコメディタッチで表してたのを思い出した。

 

つまりね、日本のサッカーは一皮むけて大人の階段を登ったんよ。

苦い部分を味わうことで、大人なヨーロッパサッカーに少し近づいたんやないかね。

強豪ポーランド(←今回不調)から大人の取引を申し出されるまでに、日本サッカーは成長したんやで。

 

一番辛かったんは、ボール回しで時間潰しをしていた選手達やろう。

そして西野監督もその選手達の姿を胸を痛めながら見たことやろう。

 

頑張れニッポン!

開き直ったモン勝ちやで〜!

 

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