あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて。
うちも子供の頃は、おとん&おかんが着物でお正月を迎えたもんです。お屠蘇とおせちが用意してあって、お持ちはストーブの上で焼いたりして。
特異日でもある日本の元旦は、ほぼ好天やったのも覚えてる。
うちが知ってる限り、雨がぱらっと降ったんは1回くらい?
それとはまったく違うフランスの雨降り元旦真っ只中ですわ〜。
夫の一番仲良しの従兄ミシェルと奥さん、娘ちゃん6歳(うちの娘と同じ名前)がやってきて、ついでに夫の従妹メラニーの息子君ルカ8歳を義父・夫・息子で迎えに行ったんも混じってます。
てなわけで、息子と娘は男女に分かれ、それぞれに年齢が近いまたいとこ達とべったり遊んでる。
ちなみにルカは今夜お泊りで、息子と同じベッドに寝る予定。
息子にとっては初めて“友達”とのお泊り夜なので、ウキウキ。
さて、どんな風にこてこてのフランス人達が元旦を過ごすのかっちゅーたら、もちろんお屠蘇・お節・お雑煮・餅・初詣・お年玉・年賀状、などは無くて、
基本ひたすら飲み食い+おしゃべり
に尽きるかな〜。
シャンパン、ワイン(赤白)、アペタイザー、メイン、サラダ、口直しのシャーベット、チーズ、デザートとコーヒー。
うちはフォアグラとエスカルゴは遠慮した。
食べることはできるけど、別に好きでもなんでもないから、それらを大好物とする人らに食べてもらう方がヨロシイやん?
義父もそのあたりは同感らしく、スペインで羊肉を出された時はそれが好きなスペイン人達に譲って自分は普通の物にしたんやて。
ミシェルが「こんな美味しいもんやのに」てからかってくるんで、アメリカか日本にミシェルが来たら、寿司を食わせたる〜と言うときました。
マグロや鮭のお寿司は大丈夫でも、イクラを好むかどうかわからんやん?
息子とうちはお寿司からイクラがお皿に落ちたら拾って頂きますけど、夫はイクラはそんな好きやないしね〜。
そんな感じで、濃いぃメニューは魚系にしてもらったよ
途中、新年のギフト交換会があったんで、これはまぁお年玉にちょびっと近い。けど大人同士も交換してます。
うちらは義父母からチョコ詰め合わせ頂いた。
一通り美味しいもんが終了したら、宴会後の独特の雰囲気でみんな好き勝手にくつろいでる。
ミシェルとメラニーはテーブルに付いて義母とおしゃべりする横で、義父が新しいキーボード(鍵盤はフランスアコーディオン仕様)、夫は居眠りした。
うちは強烈な眠気に襲われてたんやけど、好きにしてええで〜ってことでブログ書いたり。
で、美味しいもん飲み食いさせていただいて、挙句に思うんは…
お味噌汁が飲みたい
お雑煮が食べたい
お餅が食べたい
鯛の尾頭付き焼いたん食べたい
数の子食べたい
神社のお神酒が飲みたい
そんな欲求がむくむくと。
あっさり系のご馳走が欲しくてたまらんわ。
スモークサーモンに添えてあったケッパーがビネガー処理してあって、これがぴりりと美味しかった。
あぁ、なんかこれ系の日本食が食べたいな〜って。
日本に居た頃は毎年同じお正月料理に「またかよ」とちょっとうんざりしてたけど、年とっておばはんになったら、子供の頃に仕込まれた味が恋しくなるもんなんかもね。
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