昨夜、息子はクラスメートのジェナ主催の、ハロウィーン・パーティに行ってきた。
うちは滞在せんと送迎だけしたんやけどさ、迎えに行った時に裏庭に入ってったら、
凄かった。
夏にはこまごまとフランス人の底力を感じたけど、今回はアメリカ人の底力を思い知ったわ。
ジェナんちの裏庭が徹底的にパーティ仕様になってた。
息子が「迷路があるってジェナが言うてた」て言うんを、うちは「は?迷路?またあんた何か寝ぼけて聞いてきたな」ていなしてた。
ごめんなさい、うちが間違ってました。
ダンボールで作った巨大トンネル迷路があった。
左端のところから入るねん。
ちなみに白いガウン着て間抜けコスプレがご機嫌なんは、息子の阿呆仲間フェニックス。
庭にぐるぐるとダンボール迷路がある。
右の方、ちゃんと空気穴も開けてあるあたり、こなれてますやん。いざとなればそっから脱出もできるしね。
写真ではなかなか凄まじさがお伝えでけへんけど、なんとなくなんか凄いな?とはわかってもらえるかなぁ。
この迷路のすぐ隣りには、ダンスゾーン。
巨大オーニングの周囲をホラーっぽくして、この中で阿呆ダンス。
息子は仲良しの阿呆友達とダンスファイトをして、勝ったらしい。
誰が勝ち負け決めるねんと尋ねたら、女子が判定を下したとか。
息子、シュレックの番外編の『長ぐつをはいた猫』の映画で猫のダンスファイト見てたから、それを真似したかも
こんな飾り↑は序の口で、あちこちにハロウィーン味たっぷりのデコがあった。これでもか!ってくらい。
上の迷路写真でも壁だの迷路近くだのにちょこちょこ小細工してるのにも頭が下がった。
そして気になるお食事処。
いかにもメリケンっすね。ええ。
でも子供らどうせあんまり食べてへんで。甘いモンつまんで飲んで、ぎゃーだのわーだの騒ぎまくってたやろう。
息子いわく、みんなジュースやソーダ飲み倒してたから、トイレ前が行列になってたって
ジェナのママさん、乙…
嬉しかったんは、クリストファーのママさんが「息子君ね、クリストファーと仲良くしてくれて彼は喜んでるねん」て言うてくれたこと。
クリストファーは今年からGATEクラスに入ったんで、誰も知り合いがおらへんで心細かったらしい。
でも息子がクリストファーも阿呆仲間候補と嗅ぎ取って、ボール遊びに誘って一緒に阿呆してるらしい。
自宅ではうざい息子の阿呆っぷりも、学校では役に立つんやな
ジェナんちはかなり極端にパーティアニマルで徹底してる。
ご両親ももちろんコスプレしてた
40人くらいの小学生らをさらっと受け入れるあたり、ほんまに懐深くて遊び好きやなと感動。
ジェナんちだけやない。
アヴィの家に息子が先週行ったら、室内外がすっかりハロウィーンのデコレーションだらけ。
消防士のパパさん、寡黙やのに黙々と等身大の怖いフィギュア類を何台も並べ、2階の壁も飾り、さらにはアヴィ用に手作りでアイアンマンのコスチュームを制作してた
うちとこ、今年はまったくハロウィーンの飾りしてへん。
夫も日曜大工で忙しいし、うちも「あぁ、ハロウィーンね、ええ、はいはい」て感じなんで。昭和育ちの日本人やし。
ちゅーか、ハロウィーンの飾り付け以前に散らかったおもちゃ類を片付けるところで行き倒れてます
あ、今日は息子はエリックんちに遊びに行ってるねん。
イスラエル出身のお金持ちんちね。
彼らもハロウィーンには馴染みが薄いから、ジェナんちのクレイジーどころか、アヴィんちみたいな自然なデコも無かったな。
なのでうちら移民達も頑張ってハロウィーンして、アメリカに溶け込むべきやなぁ、と思った。
この国で育つ自分らの子どもたちのためにも。
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