夫の同僚スコットは穏やかでとても心の温かいおっさん。
昨日の午後、なんやかんやで子供らがスコットんちのプールにお邪魔させてもらうことになった(夫は日曜大工で留守番)。
スコットの一人息子タイラーは13歳で、ちっちゃい子が好き。おかげで息子と娘と楽しくプールで遊んでくれてるその間に、うちはスコットの奥さんシャロンと楽しくおしゃべり。
シャロンは日本へ行ってみたいんやて。でもスコットがお金がかかりそうやとびびってる。
ちゃいまっせ、スコット君 (°∀°)b
今時はかつてのバブリーな日本とはちゃいまっせ!
てなわけで、うちは意気揚々と日本滞在がそんなにお金をかけずとも可能であるとプレゼンしましたよ
JRパスやお得なホテルや、食事も安くで美味しいとこたくさんとか。
で、スコットが聞くねん。
「日本では、何を観たらええの?」
このあまりにも素朴すぎ質問に、口達者なうちが口ごもってしもたわ。
思わず「…お寺?」なんていうとんでもない回答してしまったうちをしばき倒してください
もちろん挽回しましたよ、おやっさん。
都会ではあちこちが最先端の技術で溢れてる。
タイラーなら電車に乗るだけで絶対に楽しめる(うちの息子も奈良行きの時は、運転手さんの後ろからず〜〜〜っとかぶりつきで線路を見続けた)。
街を歩くだけで、いちいち色んな面白いもんが見られる。
せやね、これ↑やね!
通りには自動販売機がずらずらっと並んでる。
「ええぇっ!?!?!?」
道端でビールやお酒も買えちゃうよ。
「ええぇぇぇっっっ!?!?!?」
でも23時以降は酒類は販売停止になるよ。
「なるほど…」
せやねん、アメリカ人には自動販売機が屋外に防護無しで並んでるんが信じられへん程の出来事なんよ。
デパートにはぜひ行くべき。なんでも揃ってる。
エレガが存在してるんは日本だけかもしれん。
若くて綺麗なお姉さんが、むちゃくちゃ丁寧にドアの開閉から店内案内からしてくれる。混雑もコントロールしてくれる。
1階ならば、ドアが閉まるまで外にいるお姉さんはお辞儀し続けてる。
この話にはシャロンも目をパチクリさせつつ興味深げやった。見たい〜!言うてたやん。
タイラーは極端な偏食なんで、日本で食べるもんあるかなぁと心配してたけど、日本にはなんでも食べ物あるから大丈夫やで。ファストフードやピザもどこにでもある。
デパ地下グルメ街の話もしときました。
スコットが一番心配してるんは、言葉の壁。
でもね、日本ではなんとかなるやんね。いざとなれば英会話になれてへんかっても、筆談ならわかる人たくさんおるし。
レストランにはだいたいサンプル食品があるしね。写真撮って「これ」言うだけでOKやん。
サンプルの方が実物より美味しそうやったりするよと言うたら受けてました。
立体駐車場の話もしときました。
機械が自動的に車を管理してくれるだけやなく、戻ってきたらターンテーブルがくるりと車の進行方向を変えてくれるから、通りに出やすいねんと言うたら、これ大受け。
もちろん進化し過ぎてるトイレのことも話題になった。
多目的トイレには、人工肛門を付けてる人達のための設備もあるっちゅーたら、ふたりとも目が点になってたよ。
つまりね、日本人にはなんてことない日常の風景や様子が、外国人には「OMG!」の連続なんよね。
アメリカ人が西ヨーロッパに行って、古い街並みに感銘を受けることはあっても、フツーの日常光景にびびることはほとんど無いやろう。
スコットは出張で中国に何度か行ってる。
その時の話をしてくれたのがおもろかった。
「通訳を使って、簡単なことを尋ねてん。そうしたら中国側担当者と通訳がすごい激しい会話をするねん。10分くらいなんやら言い合った挙句、僕への返事は“No”だけやった…あれはなんなんやろうな」
日本ではそんなことはありませんよ
スコットもそれはわかってるようで。
その中国の企業が持ってる工場では、日本人がマネージメントしてるねんと教えてくれた。スコットも驚いたけど、日本人管理職のおっちゃんらの写真をうちに見せながら
「彼らはすごいきっちりして立派やった」
と懐かしそうに教えてくれた。
スコット、妻子を連れて日本へ旅行しなはれ!
ちなみにタイラーは日本の漫画やアニメや忍者物が大好きで、竹光もどきやナルトのスピナーまで持ってる。
なので彼にとってもウハウハの連続やろう。
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