特にどフランスな義父をこっそり観察し続けて、義父ネタは結構書いてきた。
 
ので。
 
今日は義母ネタ。
 
っちゅーても、彼女はとても穏やかで優しく愛情深くきちんとしてるんで、たまに天然?と思う以外は大した驚きとかお笑いとかあらへんのよ。
 
でも気になることが…。
 
1)にんにく
義父母もうちらもにんにく大好きな、ガーリッカー。
エスカルゴに大量のにんにくを投入する義母なんで、ある時うちは「にんにくの皮を剥いてもらえますやろか」とお願いした。人助けの大好きな彼女はあらあらお安い御用と、むっちゃテキパキ作業。
 
で、がつんと剥くねん、にんにく…。
うち、たしかにころんとした片を渡したのに、ナイフでざくざくっと皮を剥く。えぇぇ? 爪でちょろちょろっと剥がしてもろたらそれでええんやけど?
そして「はい、どうぞ」と戻してくれたにんにく片は、もうころんとはしてへん。
曲面は平らにカット。
真ん中にあるにんにくの芽は取り除かれてある。
 
このにんにくの芽について、夫が大昔「これは毒やから取り除くってママンに教わった」とうちに言うもんやから、うちは「?」となりつつもしばらくはそれに従ってたんよね。
でも面倒くさいから、やめました、こっそり
だって「にんにくの芽」って料理を聞いたような気もするし。
ある時ググってみたらば、単に「にんにくの芽は火がまわりやすい、つまり、焦げやすいから気をつけろ」って程度やん。
 
義母の半世紀以上に渡る料理歴に今更ケチをつける気も無いんで、彼女には何も言うてません。まぁ、フランス人にはフランス人の言い分があるんやろう。
にんにくの芽はカタツムリには毒とかなんとか…ムニャムニャ。
 
2)たまねぎ
切る所を見てたんよ。この人も涙だらだら出ちゃうんやろうか、それとも何か作戦があって涙出ない切り方あるんちゃうか?とか。
そうしたら、玉ねぎの茶色い皮をむかずに、ザクっといってました。
えぇ!?
うち、玉ねぎはツルンと剥いてからでないと嫌なんですけど〜。
なんか包丁入れたら、外側の皮の汚い部分が中を通ってしまって…みたいな、日本人潔癖過ぎますな感覚があってさ。
アボカドでもスイカでも外側をささっと石鹸で洗ってから切る、なんて、ちょっと病的?
 
義母の下ごしらえはすごく手際がいいんで参考になるけど、やっぱりうちは皮を先に剥いてます。
 
3)洗濯物
義母はアイロンが一番好きな家事やねんて。
シワシワになってるんがピシッとするのが気持ちええんかな。
あまりにもアイロン好きすぎて、TシャツにもかけるねんΣ(゚д゚;)
それは…電気の無駄遣いちゃう?
まぁ、義父も喜んではる(だけやなく当然視してる)みたいやし、ええんやろう。
 
そして取り込んだ洗濯物をテキパキと片付ける主婦の鑑。
靴下も2枚重ねて折り返す…「こうしたら履きやすいでしょう?」と微笑む。
「そうですね」と微笑がえしで嫁の鑑のうち。
 
面倒くさいんですけど〜。
 
でも夫は義母のやり方に馴染んでるから、そっちのがええんか?と、しばらく義母式でやってみた。
そうしたら夫は「なんか面倒やから、普通でええよ」と、ある日。
うちのズボラな普通のやり方(広げてペアにしたんを半分折にするだけ)が勝ちました。
 
上記については、うちは「これはフランスでは普通のやり方なんやろうか?それとも義母オリジナル?」と、国際結婚ならではの不要なはてなマークが出てくるねん。でも気にせえへんけどね〜。
 
義母に関しては、こんな程度。
うちはとっても素敵な(はぁ〜!?ってなるんはごくごく稀な)義母を持って、ほんまにラッキーやと思う。
もしいけずしてくる義母やったら、いけず合戦に負けじとうちもあらゆる知恵を絞るから、お互いに死力を尽くしつつ表面は平和を装う、みたいなことになってたやろうな〜。
ブログネタにはなっても面倒くさいことこの上ない。
 
エレガントでお肌むちむちで綺麗で65歳にはとても見えない義母やねん。
そうそう、フランスに戻って数日後に、自宅前の階段で転倒し、左腕を骨折しはってん。でも先日の検査結果、添え木安静で大丈夫とのこと。
みなで胸を撫で下ろしてます(特に義父)。
 
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