カリフォルニアは早朝から雨で、これが珍しく終日ず〜っと続くって予報。

 

涙雨?

 

カリフォルニアは民主党強い州やから、トランプの就任に州が文字通り暗雲立ち込める、みたいな?

 

夫が息子を学校へ送ってくれるんで(職場と近い)、うちは雨の中余裕で自宅くつろぎでTV中継見てるねん。

息子が「学校で就任式の中継見るねん」言うてた。

さすがアメリカやな。日本やったら首相の就任式を教室でライブ視聴なんてありえん。

 

で、就任式の現場にはクリントン夫妻だのブッシュ夫妻だの、経験者達も登場して喝采を浴びてた。

 

TVはホワイトハウスから出てくる現・次期の副大統領ペア、そして同じく大統領ペアを映す。彼らは特注のキャディラック(ドアはむっちゃ重たいらしい)に乗り込み、会場へ。

現地到着して、オバマとトランプが建物内を一緒に移動するねん。

この時の2人が対照的で。

オバマは慣れたもんやし、肩の荷が降りるってのもあって、くつろいでる。

でもトランプの表情はさすがに緊張を隠せんの。

オバマが警護の軍人達に「ハロー、みなさん」てこれまた気さくに声をかけると、トランプが同じく「ハロー、みなさん」と言うた。でも、固い! むっちゃ固い!

これから巨大な重荷を受けることに、暴れん坊将軍でも喉がカラカラになるんか。

 

いよいよ就任式へと向かう通路で、トランプすごい仏頂面。口への字

群衆の前に出る直前、TVカメラに向かって軽く無理に笑い「ハロー」って言う。

こういう頑張る悪ガキな姿を見ると、永遠のジャイアンも可愛げあるな〜思ったで。

 

でも、いざ群衆の前に出て宣誓の場に登場したら、開き直って堂々たるもん。

このおっさんも普通の人ちゃうからね。

 

宣誓の前に色々あるんやけど、キリスト教団体の代表の祝辞(?)とか聖歌隊のコーラスには驚いた。恒例やったっけ? 前の覚えてへんわ。

それと宣誓の際には、ファーストレディが支え持つ聖書にも手を置くんよ。

てことは、オバマは最後の記者会見で「将来、ムスリムの大統領もできるかもしれない」って未来の可能性のうちのひとつとして述べたけど、

 

無理

 

やん。あの人ら、キリスト教の聖書に触れつつ宣誓なんか「Just No No」やろ。

 

そんなこんなでまずはペンスが宣誓して副大統領となり、しばらくしてトランプが大統領に就任。

この瞬間、まさに現地時間正午。

進行係が胃を痛めつつ心のなかでガッツポーズしたんかなぁ。

 

軍隊による大砲の祝砲をバンバン打ちまくってたのが印象的やった。

軍隊無しでは大統領も無い、の象徴みたいで。

 

それからの就任演説では、

「America first」を強調し、移民問題についても「アメリカ人の利益を最優先にしていく」言うてる。

トランプ節が早速就任演説で炸裂し、おっさんぶれてへんってのをアピール。

民衆の姿もTVに映るねんけどさ、拍手してる人もおれば腕組したまんまの人もおる。

 

こんな感じで、無事に権力の移譲が無事完了。

 

トランプが大統領になった以上、ほんまに「アメリカのために」「市民のために」ってのと投票した一般市民の気持ちを考えて行動してくれと願う。

大統領として自国と国民を優先するんは、当たり前やからなぁ。

大富豪優遇策だけは止めて欲しいけど…これは期待できへんわ。

 

一方いまだに反トランプやってる人らって、ようわからん。

トランプが女性蔑視やから?不法移民追い出すから?

女性蔑視であっても大統領としての政策や行動にそれを出さん限り、心の中は自由やん。それを言うたら、ホモは大統領になったらアカンの?ってことになる(←追記:ゲイが女性蔑視してるって意味とはちゃいます。コメント欄参照してね)。

不法移民追い出すんも、「まず犯罪者から」言うとるやん。不法入国滞在犯罪者を刑務所に入れるんと祖国に追い返すんと、どっちがええんか言うてみ。

オトナやったら、反トランプで祭りするよりも「阿呆とハサミは使いよう」って言葉を思い出せ。

 

宣誓と演説を終えたら、トランプの顔つきも大統領らしく変わったのがこれまた印象的。

一方オバマはニコニコで、くつろぎまくり。あぁやれやれ、って感じか。

対照的な2人を見ると、大統領権限ってのは宿主を変える霊が背中に重たく貼り付くようなものかと思えた。

 

以上、中継見ながら書いてみました。

今日から『政治経験ゼロのドナルド、大統領になる』のヤラセ無しリアリティショーが開幕やで。

 

就任式を楽しんだうちに、応援クリック

↓ ↓ ↓

人気ブログランキング 人気ブログランキングへ
にほんブログ村