夜中に雨の音で目が覚めたやん。

ここいらの家は、基本雨どいがあらへんねん(雨が滅多に降らんから)。それで結構な雨のために屋根からぼたぼた落ちる雨水の音がうるさくって〜。

東隣りのおっさんちは、雨どい付けてる。うちとこもいずれは付けたい…。

 

で、その夜中。

4時前やったから、あぁ〜、こりゃ義父母はすでにシャルル・ド・ゴールに到着し、荷物取り戻して税関通って、送迎頼んだ親戚と再会して、ボンジュールだのトレビアンだの言いながら車に乗ってる頃かなと想像してた。

 

が、今朝夫が教えてくれたんは、ちょっとちゃう話。

義父母はTGV(フランス版新幹線)で帰ることにしててんて。

おおっと!

うちらが帰省した時に使ったんが楽ちん子やったことを理解したか!進歩やん。

 

夫に「今回の渡米で、ご両親は国内移動にTGV使わへんの? なんで? 往復の高速料金とか時間とか車送迎疲労考えたらTGVがええんちゃうん?」て尋ねてたんよね。

彼の返事は「いや、親戚達で送迎し合うんが好きやねん。車内でたくさんおしゃべりできるし」やった。

う〜ん。

うちも親や仲良しの送迎はしたいし、長時間おしゃべりするん好きやけどさ、片道休憩無しで3時間の運転はキツイって。休憩入れたら往復で7時間超。嫌やで。

でもTGV使ったら、最寄り駅と自宅の間は車で90分。高速料金も不要。

フランス人って合理的と聞いたけど、そうでも無いな…って感じたわ。

 

義父母、しかし、学習してました。

親戚とのおしゃべりは自宅で茶しばきながらでヨロシイよね。

次回のうちらの帰省も、ぜひTGV使わせてください。空港に迎えに来んとってください。

うち、空港から義父母んちまで延々何時間も車で移動しとうないし。特にちび達には可哀想やし。

 

が、義父。

シャルル・ド・ゴールにフライト到着予定時刻の約90分後に出発するTGVを予約してあってん。

なんでそんなギリギリ?

いや、それはいくらなんでも際どくないか?と夫も思ったんやて。

そうしたらパリ行きフライトが90分の出発遅延やろ。

義父、内心かなりドキドキやったかも?

でもとっとと飛行機は到着し、入国も荷物ピックアップもむっちゃスムーズ。

予約のTGVにぴょんっと飛び乗れましたそうな。

 

義父母が無事に帰宅できて何より。

我が家は静かになって(息子は小学校♡)、雨の音を楽しんでます。

 

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