アメリカのスーパーは、食品の量り売りしてくれるとこが多いねん。
トレーダージョーズなんかはむしろパッケージ売りやから珍しいタイプ。
で、うちは近所のスーパーでよくハムやチーズを買います。
ハムはHam off the boneってのが我が家のお気に入り。すご〜くフツーな味なんやけどね。このフツーさが飽きんのよ。
ただちょっと緊張するんが、うちの「Ham」の発音がどうも変やから、時々わかってくれへん人がデリにおること。
8割方OKとは言え、毎回ドキドキしてうちの心臓に生えてる毛もざわざわ…してへんよ。
分厚いハムもヨロシイけど、我が家のお気に入りは「shredded」状態。
こんな風に超薄切りにしてもらうんよね〜。
なんとなく、美味しい…。息子も大好き。
でもデリの人はスライサーを何度も何度もしゅこしゅこせないかんから、面倒くさいと思うわ。自動でやっちゃってる人もおるから可能やと思うねん。せやのに手でスライサーを往復させてるんを見ると、スンマセンって心のなかで謝ってます。
ある時、「なんで超薄切りがええん?」ってデリの人に聞かれた。
う〜ん。料理でも使いやすいから。サンドイッチにもOKやし?
何よりも美味しく感じるねん。
と答えたら、ああそっか〜とあっさり納得してはった。あんまり考えんと質問しよったな。
で、昨日は夕方ばたばたと急ぎで買い物に行った。
デリでいつものように「Ham off the bone, shredded, please」と頼んだ。
黒人ねーちゃん、ふんふんと頷いてスライサーへ。
人によってはここで「これくらいのスライスでええか〜?」と確認取ってくるだけやなく、そのお試しスライスしたんを「食べ」言うてくれたりってのもある。
そのねーちゃん、モクモクと500g分をスライスしまくってた。
息子と娘としゃべってるうちに、作業完了。
「できたで〜」とねーちゃんが渡してきたんは…
分厚いで?
なハムの袋詰。
うちの shredded を完全に無視したな。
ある時新入りヒスパニックのねーちゃんはうちの発音がわからんで、白人オバアちゃまお局様に「あのう、あのアジアン、何言うてんの?」なんて確認されたこともある。
今回の黒人ねーちゃん、ばりばりメリケン。丁寧さよりもテキトーさを発揮しよったな。
今そのハムつまんでまして、久しぶりにやや厚めのハムも美味しいわ〜。
やや厚めっちゅーても我が家比やから、世間的には普通やで。
いつかhamが完璧に発音できるようになりたいうちに、応援クリック
↓ ↓ ↓