っちゅーても、この人のこと。
すご〜いロン毛の、バービー。
しばらく前のこと。お店で娘が気に入って、もちろん子供に甘々の夫が「ええやんええやん」で買ってやった一品。
娘は箱を大事に抱えて車に乗り、ず〜っと眺めてた。
帰宅して箱を開け、台紙に拘束されていたバービーを解放してやった。
息子が奇妙な小道具(上の写真では右下にあるやつ)を使いたがるけど、「やめとき」「妹のんやろ、ほっときなさい」「触るな、ほっとき!」言うといた。
でも、うちが手を洗いに行ったその30秒の間に、息子はこの小道具でバービーの髪の毛をめちゃくちゃにしよったね。
阿呆あほアホ。
この小道具は、バービーの髪に植え込まれてる色紐をくるくる巻いたりするねん。たいしたこと無い。でも息子は取説なんかもちろん見んから、バービーの金髪もろとも巻き込んでしもた。
ほどくん、むっちゃ大変やったよ〜。
でも驚くべきことに、この金髪素材が非常に良く出来てて、静電気だのなんだの発生せえへん。さらに非常に非常に細いのに、かなり丈夫な髪の毛。
すごいね、21世紀のおもちゃって。
無事バービーを綺麗にしてやると、娘は大喜び。
長い髪の毛で遊ぶんが好きなんで、嬉しそうにブラシで髪をといてやってる。
実はバービーが来るまで、うちの髪の毛を娘はブラシでときたがってたんよね。時々餌食になってあげてたのが、バービーのおかげで解放された〜
と、喜んでいたのもほんの一瞬。
以後、娘からバービーの髪の毛をあれしてくれぇこれしてくれぇと、リクエスト頻発。
色紐の先っぽに小さなポッチリ付いてて、それで色紐同士をくっつけることができるねん。これを利用して、ポニーテールや三つ編みだのブリンと同じツインテールだのをなんとか仕上げるんやけど、面倒臭い。
なんとかやっつけても、娘の満足顔はあんまり長持ちせんのよ。
「ママぁ、今度はアレしてぇ」とすぐに持ってくる。
さっき仕上げたんを中途半端にほどいてもつれてたりする(ほどくん、誰よ)。
何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も。
堪忍してくれ〜。
本来髪を結ったりほどいたりして遊ぶんが、このバービーの目的やのに、うちがその役させられてますねん(暇ちゃうっちゅーに)。
「娘、あんた自分で髪の毛作って遊びや」言うたら「できな〜い。だからママやって」とごもっともな返事が。
バービーの笑顔に罪はないけど、こら笑ってんちゃうで!とちょびっと思う。
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