無事カリフォルニアに戻って来たで。
飛行機の中で殺人事件は起こらんかったけど、うちの隣が空席やってん。おかげでゆったり使えたのが良かったな〜。
で、空港へ行くのに使ったTGV(フランス版新幹線)で、色々国民性の違いを感じたわ。
まず驚いたんが、駅に改札あらへんねん。
新幹線やったら、駅の中にさらに改札があるやんね?
TGVのプラットフォームには、誰でも鉄子でも行き放題。鉄子おらんかったけど。
フランスが誇る超高速鉄道TGV…改札どころか、プラットフォームに安全柵もあらへんどころか、係員もおらへんで?
プラットフォームのすぐ背後には、可愛い黄色い雑草がお洒落に(?)生えてる土手がちょろっとそびえてる。
どこのど田舎のローカル単線電車1日4本な駅やねん…。
電車内はフランスらしくお洒落。
シートの色が新幹線ではありえん選択やな。
でも2列✕2って、新幹線よりキャパ少ない。細いんやな。
で、うちが気になるトイレ。
早速チェックしてみただけやなく、ご報告のために写真も撮影したで。
ほれ。
お目汚し失礼…(><;)
これがフランスが誇るTGVの、設備っす。
手を洗う側も撮影しよか思ったけどさ、なんか可哀想になってしもてやめたわ(;´Д`)ノ
夫もトイレ行って、うちに「悪くないやん」って笑顔で言うから、笑顔を無言で返して新幹線の圧勝を心で堪能しときました。←正直な感想言うて相手を惨めな気持ちにさせる趣味は無い≧(´▽`)≦
乗り心地は良くって、…ってさ、うちらの乗った区間ってほぼまっすぐなんよね。
揺れが少ないから快適なんは当然やんな。
で、半時間の走行で300km/hを超過したよ。
この後318km/hに達したし、義父母が復路では330km/h超えた言うてた。
まっすぐやからね。
新大阪・京都間(最高250km/hやった)みたいに短くないしな。
夫は「運行時間も正確やん」とご満悦やった。
え…?
到着は早めでええよ。でも出発は5分近く遅れたで?
新幹線はむっちゃスケジュール過密やのに、…って比較したらアカンね。
そうそう、車内で夫が予約したんはファミリー席。
4人がテーブル挟んで向い合って座れるねん。テーブルも広くてええ感じやね。
人気の席みたいで、車内は空いてるのにキャビンの両端にあるこの席は4箇所とも埋まってた。
長時間の移動やったら、広いテーブルで余裕でウノとか大富豪とかできるから、ええね。
で、めでたくパリのシャルルドゴール空港駅に到着…っちゅーても、空港に入るには無人トラムで10分位移動せないかん。
何があったんか知らんけどさ、駅内で移動する時のエレベータやエスカレータが故障しとるねん。
スーツケースやベビーカーの乗客が汗かきながら階段で移動するはめになってた。
ワヤやった…。
そしてトドメの驚き情報を最後に。
チケット検札が、無かった。
ゼロ。
駅自体に改札あらへんし、プラットフォームもフリーやし、車内検札も無いし、パリに到着後もでかい駅やのに改札あらへん。
もしかして、うちら、無料で乗車できたかも?
と夫に言うたら、そういう発想は無かったらしく、爆笑しとった。
抜き打ち検札が来るから、発覚したら相当な罰金になるらしい。
でもさ〜。
トイレに隠れとったら大丈夫ちゃう?とか色々想像してしまいましたのよ、奥様。
まぁ、なんやね、こういう超高速鉄道の運営って国民性がくっきり出るもんやね。
そう考えると、TGVの食堂車にはむっちゃ期待してまうな〜。
夫に義父に聞いてもらったら、「以前よりは(今は)良くなった」とのこと。
…かなり味にうるさいド・フランスな義父の意見やから、やっぱり期待できそうやね。
乗り換えだのなんだのロスタイム含めても3時間で空港到着できて、満足いくTGV利用やったよ。
そういやパリ到着直前、うちらの座ってる側に雨がどばーっと降り、反対側は乾いてたのがまた貴重な体験で名探偵コナン。
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