サンディエゴのSea Worldに行った時の話。

 

ここの目玉はなんちゅーても、オルカショーが見られることやね。

オルカ、それはシャチのこと。キラーホエール(殺し屋クジラ)とも呼ばれる、でかい海洋哺乳類。

 

このショーが始まる前、観客のみなさんはウキウキして待ってるわな。

そして時間が迫る時に、ステージに登場したんは…2羽の白鷺。でかい。

でさ、この2羽がステージ上にある台の両端にちょこんと立ってるねん。

 

…。

これも演出の一部か?

いや、でも、鷺をトレーニングするって聞いたことあらへんで。

 

じ〜っと辛抱強く待つ2羽の白鷺。

そうしてステージ上にトレイナー達が登場し、音楽も鳴り、やけど、まだ待機する白鷺。

何するんや、こやつら?って疑問はしばらくしたら解明した。

 

オルカに与える餌の魚を狙ってた。

 

なんと。

トレイナーも慣れてるかして、特に白鷺を追っ払うこともせず、存在せんような感じでオルカショーを実行してたわ。

こんな感じ↓。最初中央出入り口両脇におった。

↑赤丸内に鷺

 

実際、魚をゲットしてたしね。

途中からはかもめも加わってワヤやった。

鵜の目鷹の目っちゅー言葉に、鷺の目も入れた方がよろしいわ。

オットセイに魚の餌をやろう!って場所でも、白鷺がひゅんってかっさらってったし。

白鷺、目が怖い…。

 

それはともかく、オルカショーは正直以前より大人しくなってるねん。

何年か前に見た時は、トレイナーもプールに入りオルカと派手なアクション見せてくれてん。トレイナーの足をオルカが押して、二人(?)で水中から飛び出す、とか。

オルカの背中に乗って水中移動してたのもあったんちゃうかなぁ(ええなぁ)。

 

トレイナーがオルカと一緒にプールに入らんようになったのは、事故が相次いだ為。

ショーの最中にオルカがトレイナーをプールの底まで引きずりこむとか、噛みつくとか、命に関わりかねんような出来事があったんよね。

 

トレイナー達は、うちの想像やけど、ものすご〜くオルカ達をいたわって愛情たっぷりに接してるやろう。海に帰れないオルカ達のことを誰よりも理解してるやろう。
そしてトレイナーになろうとしたら、相当な関門を突破せないかんはず。

せやからうちはオルカがトレイナーを憎んでとか恨んでとか、そういうので反逆してきたとはとても思えん。

 

単に、ストレスで精神的におかしくなったんちゃうかなぁ…。

賢い生き物やし、元々は広い海を自由自在に泳ぎまくる能力があるんやから。

 

言うならば、小学生数人を教室の中だけに閉じ込めとくようなもんちゃう?

いくら先生が愛情を注いでも、教室内でエクササイズできても、時には「うぎゃー」って気分になるで。校庭を走り回りたくなるし、育つにつれてもっともっとたくさんの仲間と出会いたくなるやろう。

 

オルカによる事故・事件によって、そのオルカが殺傷処分に遭ったとは聞かん。オルカにストレスはあるものの一時的にカッとなってしもた、って感じやろうか。

賢いから、本人もどよ〜んてなったかもしれんね。

 

そして徐々にオルカショー自体も無くす方向にあるらしい。

今回のショーの一部の写真っす。

これはええねん

止まると間抜け

 

やはりでかいΣ(゚д゚;)

お約束ポーズ

 

トレイナーとは餌だけの関係やないで〜。

 

巨大なオルカがジャンプしたり水ぶっかけてきたり、で観客は大喜び。

すごいな〜と感心しつつも、うちはオルカにしたら、「こいつら阿呆ちゃう?」「マゾ?」「しゃーないな、見せたろか」とか考えてるんかも?との想像をやめれんかったわ。

時々彼らは、自由な上に餌を横取りする白鷺やかもめに水をぶっかけたくなってるかもね。

 

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