義父母から贈られた素敵なサッカーボールを、息子は持っててん。

そ。もちろん、過去形。

フランスナショナルチームのオフィシャルボールって感じで、もちろんここいらでは売られてへん。

 

そのボールは1年もせんうちに、死にました。

 

息子が前庭でボール蹴って遊んでたら、もちろん車道へ…そしてちょうどやってきた車に轢かれて、以来なんぼ空気を入れても抜ける。

 

夫が「ええい、使えんもんあってもしゃーない!」とゴミ箱にたたっこんだ。

 

実はこのボール、以前ももちろん車道へ転がり出たことがある。

その時にうちが向こう側へすぐに拾いに行けんかってんけどさ、通りかかった(か、その辺に路駐しとった)車がボールを拾ってん。

お、うちに投げ返してくれるんか…と思ったら、車の中に持ってくやん。

 

こら。

 

じーって見てたら、こっちへ投げ返してきた。

誰もおらんかったらパクろうとしてんな、あの若造どもめ。でもあんな「FRANCE」書いてあるボール持ってたら、目立つで。

 

そんな思い出のあるボールは、死んだ。

 

そして2月から加入した少年サッカーチームでは、ひとり1個ずつマイボールを持って練習に参加せないかん。張り切って、新しいボールを買っ(てもらっ)た息子。

 

何故か、4月で死にました。

 

空気がじわ~っと抜ける癖がついてしもてん。

息子が激しく遊ぶし、家のブロック壁にもガンガンぶつけるし、練習場所にあるワイヤーフェンスにもガンガンぶつけるし。

阿呆~。

 

夫が「ええい、使えんもんあってもしゃーない!」とゴミ箱にたたっこんだ。

 

でもさ、サッカーボールってこんな簡単に死ぬもんなん?

テニスボールとかじゃあるまいし。

と思ったんで、期間限定で教えに来てる英国直輸入コーチに聞いてみた。

 

「いや、サッカーボールはそんな簡単にへたったりせえへんよ」

「息子君がガンガン壁やフェンスにぶつけたくらいやったら、どってことないで」

「でも、量販店とかのちゃちいボールやったらすぐにアカンようになることあるからなぁ」

「ブランドもんやったら、まず大丈夫」

 

いや~、うちら買ったん、天下のアディダスですねん。

 

っちゅーたら、コーチむっちゃ驚いた。

 

「それは…不良品やで。数ヶ月でヘタるなんてありえん」

「店にレシート持ってって、交換してもろたらええよ」

 

いや~、短気できれい好きな夫がゴミ箱に速攻ぶち込んでますし。

 

「ほな、次に買う時は、絶対にレシートキープしときや」と、英国訛りでアドバイスいただきました。

 

てなわけで、現在息子は2年前の夏に参加したサッカーキャンプでただでもろたサッカーボールで練習参加してますわ。ブランドもんやないけど、一番元気で長生き。

でも息子は秋のサッカーリーグでは、また新品ボールが欲しい(お前の小遣いで買えって)。

でも数ヶ月でダメになったブランドボールって、イギリスでもレシートあったら交換してもらえるんやね。ボールの見た目が汚れてるからアメリカですら可能かどうか?って思ったんやけどさ。アディダスの世界共通サービスかな。

てことで、次回(があれば)ちゃんとレシート保管しとこう。

 

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