少年サッカー組織AYSOが、とあるスペシャルレッスンの機会を提供してくれた。

 

「英国式の秘密特訓を受けてみないか!?」

「コーチ陣はピチピチ英国直輸入!」←ピチピチbyうち

 

やて。

うちらのチームコーチがこれはヨロシイね、ってことで皆に勧め、うちらのチームの半数程が定員内に滑り込めた。

 

初日。

ウキウキなキッズと保護者は時間にぼちぼち登場するものの…

 

コーチどこやねん?

 

状態。

実はおとぼけイギリス人ってば、会場間違えてたんやて。

こらー、住所読めんかったんか~。英語勉強してから来いや~!

 

で、半時間遅刻してレッスン開始。

お兄ちゃん達若いだけあって、キビキビ・シャキシャキしてる。

声のかけ方も気合はいりまくり。

もうね、その軍隊っぽいのが、っちゅーたら言い過ぎなんで、大学体育会なノリがこっちには、

 

「あぁ、いい、それ、最高っ。もっと、もっと、あは~ん」

 

て感じ。

ガンガンに子供らを導いてくれるんで、うっとりですわ。これで今夜も息子はぐっすり…。

 

ボールの扱い方テクや、2対2くらいでのゲームや、色々やってくれました。

驚くことに、コーチは子供らの名前をちゃんと覚えてたこと。

人数にして20人足らずとは言え、初めて会うガキどもの名前をさっと覚えて呼んでやるってのは素晴らしいな~と感心した。

それに時々子どもたちに愛情持って個々に話しかけたり冗談したり。

 

たださ、あの人ら、英国直輸入やからして、

 

 発音が時々わからん!

 

と困りましたやん。

何言うてますの~ん? これ、以前にアイリッシュサッカーのコーチが来た時も「は?」ってなったっけなぁ。

本家英語の「Turn! Turn!」がうちには「ちゅーん、ちゅーん!」に聞こえる。Star Warsちゃいます。

と、うちは煙に巻かれたような気持ちで練習を眺めてたらば、子供らはちゃんとコーチの言うこと理解して対応してるねん。

ビバ・柔軟な脳みそ。

息子は「コーチはランダンから来た」と受け売り言うやん。あぁ…Londonね。

皆様、ロンドン行くんやったら「ランダン行きますのよ」って発音してや。それっぽく聞こえるで♡

 

とりあえず、息子には楽しいレッスンやった。小細工大好きな息子やから、コーチが教えてくれる新しいテクニックはすごくおもろかったみたいやな。

半時間の遅刻についても、おわびでレッスンを1回余分につけるとマネージャーからすぐにメールが来てたから嬉しい。

 

夜にウェブサイト見てたら、この英国サッカーも「コーチらを滞在させてくれるホストファミリー募集」してた。あれ~、アイリッシュサッカーと同じやん。

こんなとこでもUKとアイルランドは競り合ってるんでっか。

いずれにせよ、今回のコーチも前のアイリッシュコーチも、基本がきちっとした青年って印象の、気持よい若者達。

ああいうお兄ちゃんらをお手本にあんな風に息子が育ってくれたら…と願う(けどベースがちゃうような気がするから過大な期待は抱かない)。

 

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